【金城次郎 魚紋茶碗(笑魚・笑う魚)】(共箱付き) 壺屋焼の人間国宝、金城次郎(1912-2004)の魚紋茶碗です。 高台には次郎氏の指跡がくっきり残っています。 金城次郎について 1912年、沖縄県那覇市生まれ。13歳で壺屋焼の名工・新垣栄徳に師事。濱田庄司や柳宗悦の民藝運動の影響を受け、琉球陶器の伝統を継承しました。1972年に沖縄県指定無形文化財、1985年に「琉球陶器」の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。沖縄初の人間国宝としてその功績が称えられています。 「笑う魚」のデザイン 金城次郎の代表モチーフ「笑う魚」は、ユーモラスで生き生きとした魚の表情が特徴。線彫りによる力強い鱗と、口を開けて微笑むような魚は沖縄の海を彷彿とさせます。濱田庄司が「金城以外に魚を笑わすことはできない」と絶賛した独特の表現が光る、数が少なくコレクター間でも特に貴重な一品です。 商品詳細 - 状態:未使用に近い(無癪・目立つキズや欠けなし) (窯キズは見られますが、登窯特有のものなので欠陥にはあたりません。) - サイズ:高さ約6.7cm、径約15.6cm(最大幅、若干の誤差あり) - 特徴:魚紋の線彫りが施された茶碗。釉薬の温かみのある風合いと、刷毛目の波の中を泳ぐ笑う魚が魅力。外胴に魚紋があるため、茶を点てている状態でも希少な笑う魚が楽しめます。見込みの釉薬は落ち着いた色合いで、お茶の緑を引き立てます。 見込みに魚紋の茶碗をお持ちの方は、本品と対で飾ると調和します。 - 付属品:共箱(力強い書き付けが作品の価値を高めます) 本品はキズがなく、非常に良好な状態です。共箱の書き付けは力強く、作品の風格を際立たせます。沖縄の伝統と金城次郎の魂が宿る希少な「笑う魚」の茶碗は、食卓を彩り、茶の湯にも最適。民藝や焼物愛好家、金城次郎作品の蒐集家、茶道を嗜む方にぜひお勧めの一品です。
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