じぶんは動かない。コードが全部やってくれるマイクラで敵が来たとき、あなたはどうしますか?走って逃げる、武器で戦う。ふつうはそうですよね。このイベントはちがいます。じぶんのキャラは、1歩も動きません。かわりに、前もって作っておいた「しかけ」が全部自動で動いて、敵をやっつけてくれます。その「全自動のしかけ」を、作り上げる大会を開催します。マイクラで遊んだことがある人なら「そんなことできるの?」とびっくりするかもしれません。でも、プログラムの力を使えば、本当にできます。どんなしかけを作るの?たとえばこんなしかけが考えられます。敵が入口に近づいたら、自動でドアが閉まって落とし穴が開く。別のルートから来たら、矢がいっせいに飛んでくる。基地の中に入ってきたら、TNT(爆発するブロック)が次々と起動する。全部、じぶんで動かさなくても、コードが自動でやってくれます。しかけを動かすのはプログラム(コード)です。「もし敵がここに来たら、こうする」という指示を書いておくと、マイクラの中でその通りに動いてくれます。これがプログラミングのおもしろいところです。自分が書いた言葉が、画面の中で本当に動き出す感覚は、はじめて体験すると「えっ、自分が作ったの?」と驚きます。使うのはMakeCode(※マインクラフト専用のプログラムを書くツール)やレッドストーン(※マインクラフトの中の電気みたいなしくみ。信号を送って色々な装置を動かせる)です。むずかしそうに聞こえるかもしれませんが、やってみるとゲームの延長で自然に覚えられます。この時間内でなにが起きるか開始直後は、みんな「どんなしかけにしよう」とワイワイ話し合います。アイデアが決まったら、実際にコードを書いたりブロックを置いたりしながら組み立てていきます。途中で「あれ、うごかない」となるのはよくあることです。どこかで指示がまちがっていたり、しかけの順番がちがっていたりします。そこを自分たちで見つけて直す作業が、このイベントのいちばんの山場です。うまく動いた瞬間の「やったー!」という声を、毎回この場所で聞いています。チームは小学生から高校生まで混ざって挑戦1人じゃなくてチームで挑みます。小学生も、中学生も、高校生も、みんな同じチームです。小学生が「こんなしかけがあったらおもしろくない?」とアイデアを出して、中高生がそれをプログラムで形にしていく。この組み合わせが、このイベントで一番盛り上がる場面です。年上の子が年下の子に教えながら、年下の子のとんでもないアイデアが年上の子を「それ、思いつかなかった」と驚かせる。そういう瞬間がたくさん起きます。マイクラが得意な子もいれば、プログラミングが得意な子もいれば、アイデアを出すのが得意な子もいます。全員に「役割」があるのが、このイベントの特徴です。保護者の方へ「うまくいかない」を何度も経験することが、このイベントの本当のねらいです。プログラムは最初からうまく動きません。どこがまちがっているかを自分で探して、直して、また試す。この繰り返しを3時間半でぎゅっと体験できます。「なぜ動かないのか」を考えて原因をさがす力は、算数の文章問題を解くときや、理科の実験でうまくいかないときと、まったく同じ思考のしかたです。この経験が、学校の勉強にも、将来の仕事にも、じわじわと効いてきます。また、チームで動く経験も大切にしています。自分のアイデアを言葉で伝える、相手の意見を聞く、役割を分担して進める。こうした力は、どんな仕事でも求められるものです。沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
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