撫川うちわ（大）（投稿ID : j6pi4）

岡山市の伝統工芸品「撫川うちわ」です。 岡山が誇る伝統的工芸品、撫川うちわの特徴は、「歌継ぎ」と「透かし」の2つの技法にあります。うちわ上部に描かれた雲形の模様の中に俳句が書かれています。これが「歌継ぎ」で、その句に呼応する花鳥風月の絵柄が、うちわを艶やかに彩っています。このうちわでは朝顔ですね。明かりにかざすと、絵柄と俳句が鮮明に浮き出てくる、美しい仕掛け「透かし」が。美術品のような粋なうちわに、古くから多くの人が魅了されていきました。 このうちわは、20年前に亡くなった父が、作者からいただいたもので、飾ることもなくしまい込んでいました。実用性はありませんが、部屋の壁などに飾って夏のインテリアとして使えます。 サイズはW290×H450㎜程度。箱はW320×H500×D20㎜程度です。 経年劣化で全体が少し黄ばんでいることと少しシミが出ていますが、欲しいという方があればぜひどうぞ。