かなの変体仮名のお話です。平安の昔から明治33年まで、50音のひらがな以外に「変体仮名」といわれる文字がありました。 かなを学ばれる方は、まずは「いろは歌」を学び、それから「変体仮名」を学びます。例えば、変体仮名で「王」と書くと「わ」と読みます。普通は「おう」と読むのに何で???という具合です。現代の私たちにとって「王=わ」はつながりが見いだせないので、「どうやって覚えたらいいのですか?」とよく聞かれます。もう語呂合わせかこじつけで覚えるしかないのですが、私は「王仁」って人を知らない?と聞いてみます。 「王仁=わに」と読みます。人の名前で日本書紀に出てくるそこそこの有名人です。日本史を学ばれたときに習いませんでしたか?そんな昔のこと知らないし、学校でそもそも習ったかな?という人がほとんどなんですけど。 それでは中国語で「王さん」のことを「ワンさん」って言いませんか?野球選手の王貞治さんの愛称は「ワンちゃん」でしたが・・・。私の見立てとして、「王」を「わ」と読ませるのは、中国語の読みから来ているのでは?と思っています。中国から来た文字を日本流にアレンジした仮名文字。そしてそれを古代の日本にいた人々は日本語として進化させたのです。 ということでこれを読んだあなたはもう覚えましたね。こうやって少しずつ覚えていくと楽しくないですか。 そんなあなた、かなを書いてみませんか? 思い立ったら吉日!まずは体験にお越しください。 書道は小学校以来という方がほとんどで、最近は大河ドラマの影響で、かな文字を書いてみたいという方が多いです。 私どもの書道教室では、どの教室でも少人数制でゆったり落ち着いて書いていただけます。 大人だけの隠れ家書道教室で、筆文字を学びませんか? 月1回でも無理なく上手く書けるようになる教室です。 気になったら、初回体験予約サイトからお気軽に! 毛筆漢字・かなの両方で入選入賞歴のある二刀流講師が丁寧に指導します。 漢字の専門家が書いた漢字と、かなの専門家が書いた漢字は違います。 かなの専門家が書いたかなと、漢字の専門家が書いたかなも違います。 こちらの教室では、漢字とかなの両方で専門家レベルのレッスンが受けられます。 また、双方を同時に学べることから、漢字やかなの成り立ちがわかり、「なぜこの字はこんな崩し方をするのか」や「この二つの字はどうして同じ意味になるのか」ということが分かるようになります。 このことから、読める書として注目されている調和体(漢字かな交じり文)も書きやすくなります。こちらも指導します。 ※少人数(4人程度)でお稽古します。 〇対象:大人(18歳以上、高校生を除く) 毛筆漢字・かな・調和体を学習したい方。書道は小学校以来という方がたくさん来られています。 〇日時:毎月第4土曜日 14:00~16:00 ★ 初回体験予約サイトはこちら(費用1,000円、所要1時間、手ぶらでOK!) ↓↓↓↓↓ https://reserva.be/juyoukai2023 〇お稽古内容:お手本を見ながら、お稽古場所で書いてください。 〇費用:3,000円/回(漢字とかな両方される方は5,000円/回。都度払い。チケット制ではありません)入会金5,000円 〇講師:森本 惺大(もりもと せいだい) 書道研究【璞社】常任理事 日本書芸院 漢字・かな師範 文部科学省後援 毛筆書写技能検定1級 〇お問合せ:電 話 070-8597-5958(森本、月~土9:00~20:00、祝祭日除く) メール senbenxingda0721@gmail.com ※電話はすぐに出られないことがありますので、メールでご連絡いただきますと助かります。 ※新大宮にも教室あり。「cafe de 書道」で検索。 ※HPもご覧ください→ https://juyoukai-shodo.com/
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