スパイラルケーブルの交換と舵角センサーを修正した経験があります。ASSY交換する必要はありません。【車種】ピクシストラック S510U【症状と原因】・エアバッグの警告灯が点灯:スパイラルケーブルの断線。・時速40km程度でVSC&TRC警告灯が点灯:舵角センサーのずれ。【修理】スパイラルケーブルの断線のみであれば、下記の2・3・4・6の手順のみで直ります。私の場合は、タイヤを真っ直ぐにした状態でも、舵角センサーが0度になっていませんでした。これはスパイラルケーブルの交換時に、舵角センサーを不用意に回してしまったためです。舵角センサーは電源が供給されていない状態でも、回すとその時の舵角位置が記憶されます。1.アリエクで購入したライセンスキー不要のTechStreamが付属しているGTSで診断した結果、スパイラルケーブルの断線と舵角センサーの異常が表示された。2.ヤフオクでスパイラルケーブルを購入。元々は1ピンのものだったが、安価な10ピンの汎用品を購入。※ピン数が増えても問題ありません。例えば、1ピンのハイゼットトラックに10ピンを取り付けて、ステアリングをムーヴのものに交換すれば、ステアリングスイッチを導入することができます。3. タイヤが直進状態になるようにハンドルを回す。※目視で真っ直ぐになっているか確かめるしかありません。今回の作業で最も丁寧に行う作業です。4.断線したスパイラルケーブルと舵角センサーの爪を外して分離。5.舵角センサーのみを車両に取り付け、PC画面で現在の舵角を確認しながら0度の位置になるように調整。※ぴったり0度にしなくても、舵角センサーはスパイラルケーブルの中立点と合う位置でなければ爪が嵌まらない構造になっています。※GTSで確認したところ、記憶が不正確ですが、舵角センサーの範囲は±900度です。S510Uのハンドルは左右に2回転半回るため、まず左右どちらかへ6回転以上回して舵角センサーの限界である900度を超えさせます。その後、逆方向に2回転半戻せば、自然に0度になるはずです。この方法で調整できれば、GTSは不要です。6.新しいスパイラルケーブルのセンター出し(丸いパーツが窓から見える位置)を行い、調整済みの舵角センサーと組み合わせて車両に取り付ける。【余談】当初、ネッツトヨタに診断を依頼したところ、「エラーは検出されませんでした」と言われ、診断費用のみ請求された上に、さらに2万円程度の有償保証プランへの加入を勧められました。これを不審に思い、自身で診断機を購入するに至りました。アリエクで購入したGTSを使用してみたところ、すぐにスパイラルケーブルの断線を示すエラーが表示され、ネッツトヨタの診断能力には疑問を感じざるを得ませんでした。実際には、原因を把握した上で保証プランへの加入を促したかったのだと推測しています。スパイラルケーブルが断線した場合、ディーラーは問題のない舵角センサーまで含めてASSY交換を交換することがほとんどです。「スパイラルケーブルと舵角センサーには固定された中立点があり、一度ズレると修正不可能」といった説明を受けることがあるようですが、これは誤った情報です。診断機を用いることで、舵角センサーの現在の回転角度を正確に把握し、0度の位置に調整してから交換するスパイラルケーブルと組み合わせることで問題を解消できます。
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良い くろ
あれから早速ゴムで留める方のを車輌に装着して使っております。色々ありがとう...
良い お父さん
この度はありがとうございました。
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