冬キャンで簡単に焚き火調理や暖がとれるスウェディッシュトーチ(スウェ―デントーチ)は太い丸太や刻みをいれるチェンソーが必要です。今回、もっと簡単に作製出来る方法をご紹介いたします。必要なものは上記の写真にあるように、使い古したチップソー(穴が開いているもの)、アンカーボルト3本、アンカーボルトの長さより少し短めに切りそろえた枝、ペンチ、ドライバー、針金です。まず、チップソーの穴に三角形になるようにアンカーボルトを通し逆さまにして、チップソーの大きさと同じくらいの枝の束を縛れるように針金を二重にして用意します。チップソーの上に枝を立て束ねて針金で束の中央より下側を結束します。きつく縛れなくても構いません。枝と枝の隙間に小枝を差し込みますと枝の束が膨れしっかりと固定できます。使い古しの割り箸なら更に着火がいいと思われます。そして枝の束の中央に着火します。枝の束の中央にあらかじめ火付きの良い松ぼっくり等を入れておくと尚更、よく燃えます。着火して15分位したら枝の束の中央に熾火が出来ましたので水を入れたヤカンを置いてみました。枝の燃え方にもよりますが、今回は20分程度でヤカンいっぱいのお湯が沸きました。アンカーボルト3本が五徳の役割を果たし、枝の束の上部が燃えきっても煮炊きの鍋を置けます。着火から1時間経った頃でもまだまだ火力はありますし、更に小枝を枝の束の空洞に投入してもいいと思います。もうすぐ東日本大震災から7年経ちますが、電気・ガスのライフラインが遮断されて炊き出しに困る場合があるかと思います。またキャンプとかで焚火台の代わりになると思います。
※問い合わせは会員登録とログイン必須です
コメントは公開されます。
短いコメントはご覧になった他のユーザー様が不快に感じることがあります。
登録した条件で投稿があった場合、メールでお知らせします。
利用規約 をご確認の上、登録をお願いします。