"脱北"-- 金正日政権の恐怖の暮らしから逃げた少女パク・ヨンミ。 いかなる危険を覚悟しても、自由を手にしようとした少女と、その家族の選択の物語。 13歳まで過ごした北朝鮮での地獄のような日々、そして北朝鮮から母親とともに鴨緑江を渡って中国に入った夜から、韓国に着いて新しい人生を歩みだすまでの2年間に自らが体験した、 それまで彼女の母親しか知ることのなかったー過酷で悲惨なー想像を絶する出来事を、本書ではじめて語る。 世界15カ国で翻訳化。 内容紹介 北朝鮮では、死体が放置される道を学校に通い、野草や昆虫を食べて空腹を満たし、“親愛なる指導者”は心が読めて、悪いことを考えるだけで罰せられると信じて生きてきた。鴨緑江を渡って脱北した中国では、人身売買業者によって囚われの身になり、逃れてきた場所以上に野蛮で無秩序な世界を生き抜かなければならなかったー。「脱北したとき、私は“自由”という意味すら知らなかった」-およそ考えうる最悪の状況を生き延びた少女は、世界に向けて声を上げはじめた。 目次 第1部 北朝鮮(鳥やネズミが聞いている/危険な歴史/ツバメとカササギ ほか)/第2部 中国(闇の向こう側/悪魔との取引/誕生日プレゼント ほか)/第3部 韓国(自由の鳥/夢と悪夢/貪欲な心 ほか) 著者情報 パクヨンミ 1993年、北朝鮮・恵山生まれ。13歳で中国に渡り、15歳で韓国に入国した。2012年、ソウルの東国大学に入学。在学中に自らの体験について英語でスピーチしたことをきっかけに人権啓発活動を開始し、現在は韓国・ソウルを拠点に世界を飛び回る日々を送っている。
生きるための選択 パクヨンミ 中国語版(台湾繁体... 京都 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。