古典の三大名文と言われる「徒然草」「方丈記」「歎異抄」。中でも歎異抄は多くの方を魅了しています。「無人島に1冊の本を持っていくとしたら歎異抄だ」との司馬遼太郎の言葉もあり、哲学者・思想家・作家などが解説し、700冊以上の解説書があります。なぜこの様に歎異抄に魅力を感ずるのでしょうか。親鸞聖人が弟子の唯円に語りかける言葉が、「なぜ生きる」の答えだからです。思いもよらぬ苦しみがやってきた時、「こんな辛い思いまでして、なぜ生きねばならないのか」と自問自答します。すべての人は苦しむ為に生きているのではありません。幸せになりたい。その問いに答えられた親鸞聖人の真実の言葉から発せられる香りを感じるからではないでしょうか。初めて歎異抄に接する方、親鸞聖人の教えを聞いたことがない方にも分かる講座です。【会場】京田辺市商工会館 3階 JR京田辺駅から徒歩2分【日時】6月18日(火) 午前10時~12時 午後1時30分~3時30分【講師】宮崎尚史 金沢大学大学院で精密工学を学ぶも、親鸞聖人の 偉大さに魅かれ、仏教講師を志38年。 日本各地で講演活動をし、現在は仏教の中心地 京都府下講演をしています。
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