黒地に紫色のラメが入ったあずま袋です。 あずま袋とは、一枚の布や風呂敷を縫い合わせて袋状にしたもので、風呂敷で包む文化が主流だった江戸時代に、当時珍しかった洋風のカバンを真似て手拭いを縫い合わせて作ったのが始まりと言われています。一枚の布からできているため、使っていないときはハンカチのように小さく折り畳んでしまえるという先人の知恵からきたメリットも◎ 「あずま」は吾妻(東)とも書きます。「吾妻(東)」は江戸時代で、京都から見た「江戸」のことを指す言葉です。風呂敷文化と言われるように昔から包む文化のあった日本。そこに西洋の文化が浸透しつつあり、西洋のカバンに憧れて真似しようとした庶民が、あれやこれや工夫をこらし、風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせてカバン代わりにしたのが、『あずま袋』の始まりとされています。この便利な袋が京都に渡った時に、あずまの人(江戸の人)の知恵が詰まった袋として『あずま袋』と呼ばれるようになっていきました。 横幅:36cm 縦幅:36cm マチ:なし
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