表紙に汚れがあります。(写真③) 70年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。 『人形の家 三幕』 イブセン:著 島村抱月:訳 角川文庫 昭和29年 5版 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:1cm フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『人形の家』は、1879年にヘンリック・イプセンによって書かれた戯曲。1879年、デンマーク王立劇場で上演された。弁護士ヘルメルの妻ノラを主人公とし、新たな時代の女性の姿を世に示した作品。全3幕。世界的にイプセンの代表作とされている。この作品(あるいは前作の『社会の柱』)をもってイプセンの社会劇あるいは中期問題劇の始まりと見なすのが一般的であり、彼はこの後ほぼ2年に1作のペースで作品を書き上げることになる。リアリズム演劇あるいは近代劇の代表作品であり、同時にしばしばフェミニズム運動の勃興とともに語られる作品である。この作品の成功がイプセンを一躍世界的な劇作家とした。西欧内部だけでなく、アジア諸国の女性解放運動や新劇(日本)、話劇(中国)など伝統演劇とは異なる新演劇の形成に直接の影響を与えた。 あらすじ 弁護士ヘルメルと妻ノラは公私ともに充実した生活を送っていたが、クリスマスイブに事件が訪れる。ヘルメルは年明けから信託銀行の頭取に就任することとなり、その部下となる予定のクロクスタが、ノラを訪ねた。クロクスタはヘルメルと旧知の仲であったが疎まれており、ヘルメルの頭取就任後に解雇される予定であった。ノラはクロクスタの解雇撤回の頼みを断ろうとするが、クロクスタはノラが過去に犯した違法行為の証拠を握っていることを明かす。それはかつてヘルメルが重病に陥り金銭が必要になったとき、ノラはクロクスタから借金をし、その際に借用証書の父のサインを偽造したのであった。当時、父は死の床にあったため、それは苦肉の策でもあった。もし解雇されるなら、この秘密を暴露するとクロクスタに宣言されたノラは悩む。ノラはヘルメルにクロクスタの解雇を取り消すよう頼むが、事情を知らないヘルメルは取り合わず、クロクスタは解雇を通告される。宣言どおりクロクスタは秘密を暴露する手紙をヘルメルに送りつけた。事情を知ったヘルメルは激怒し、ノラをさんざんに罵倒するが、その最中に改心したクロクスタから借用証書が返送されてくる。先ほどまでの態度を豹変させ、ヘルメルは微笑んで甘い言葉を発するようになる。ノラは今までにヘルメルから愛情を受けていると思っていたが、実は自分を人形のように可愛がっていただけであり、一人の人間として対等に見られていないことに気づき、ヘルメルの制止を振り切って家を出る。
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