40年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。 『さまよえる湖』 ヘディン:著 関 楠生:訳 菊池英夫:協力 白水社 1980年 縦:19.5cm 横:14cm 厚さ:2.5cm 『さまよえる湖』は、スウェーデンの探検家スヴェン・ヘディンが中央アジアのタリム盆地を探検し、位置が一定しないと伝えられてきた湖ロプ・ノールの謎を解き明かす紀行・探検記である。中国の古文献や過去の探検記では、ロプ・ノールは時代ごとに異なる場所に記され、「さまよえる湖」として長年議論の対象となっていた。ヘディンはこの謎を解明するため、砂漠や湿地、枯れた河道を踏査し、過酷な自然条件の中で測量と観測を重ねる。水や食料の不足、砂嵐、病、隊員や家畜の死といった困難に直面しながらも、彼は探検を続行する。また、現地の人々との交流を通じて、土地に伝わる知識や生活の様子も記録し、自然と人間の関わりを描き出す。調査の結果、ロプ・ノールは固定した湖ではなく、タリム川などの流路が変化することで水が集まる場所が移動する湖であることが明らかになる。河川の変動に伴い、湖は出現と消滅を繰り返し、その痕跡が塩の平原として残るのである。本書は、自然の変化のダイナミズムと、それに挑む探検と科学的探究の精神を生き生きと伝えている。 序言 1 ロプ・ノールへ出発 2 河上の第一日 3 探検隊、サイ・チェケに集まる 4 コンチェ・ダリヤでの最後の日 5 クム・ダリヤ河上の最初の日々 6 神秘の砂漠に向かって 7 未知の女王の墓場へ 8 三角洲の迷路で 9 ロプ・ノールへの旅 10 ロプ・ノール湖畔とローラン付近における最後の日々 11 固定キャンプに帰る 12 コンチェ・クム・ダリヤ河畔の動物 13 べリマンの砂漠行 14 クム・ダリヤにおけるチェンの仕事 15 トンホアンと千仏洞へ 16 ペイ・シャンの迷路へ 17 ガシュン・ゴビの砂丘 18 野生らくだの故郷を通る 19 道のおわりで 20 さまよえる湖 21 最も新しい脈道 解説(長沢和俊)
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