小口部分に日焼けがあります。(写真③) 50年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。(写真④) 『永すぎた春』 三島由紀夫:著 新潮文庫 昭和48年 35刷 縦:15cm 横:10.5cm 厚さ:1cm T大法学部の学生・宝部郁雄と、大学前の古本屋の娘・木田百子は家柄の違いを乗り越えてようやく婚約に辿り着いた。ただひとつの条件は、一年三ヶ月後の郁雄の卒業を待って式を挙げること。晴れて公認の仲となった二人だが、変わらぬ清い関係に物足りなさも覚え始める。そこへつけ込むかのように誘惑と計略が仕掛けられ――。軽やかな筆致が冴える恋愛長編。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『永すぎた春』は、三島由紀夫の長編小説。永すぎた婚約期間中の男女の紆余曲折と危機を描いた作品である。同時に並行して連載された『金閣寺』とは趣が正反対の明るい青春の恋愛小説で、主人公のカップルのように、婚約期間の長い恋人の倦怠や波乱を指す「永すぎた春」という言葉は流行語となった。“January” から“December” までの12か月の章に分かれ、2人の間に起こる大小さまざまな恋の危機が、巧妙な逆説と洒脱な風味で描かれている。 1956年(昭和31年)、雑誌『婦人倶楽部』1月号から12月号に連載された。単行本は同年12月25日に大日本雄弁会講談社(現・講談社)より刊行され、15万部のベストセラーとなった。翌年1957年(昭和32年)5月28日には、若尾文子と川口浩主演で映画も封切られた。文庫版は1960年(昭和35年)12月10日に新潮文庫で刊行された。 ※配送をご希望の場合、配送料は180円です。 ※複数の購入を検討いただける場合、配送料が変わる可能性がございます。お気軽にお問い合わせください。
『永すぎた春』三島由紀夫 新潮文庫 高知 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。