農業法人新規設立に伴い農業従事者の方募集 （投稿ID : ea3su）

農業法人新規設立に伴い農業従事者の方募集

エネルギー資源が乏しく、電力需要が大きな日本では、エネルギーの有効活用は大変重大な課題です。
　近年、地球温暖化や化石燃料の枯渇などの問題にともない、再生可能エネルギーの利用に注目が集まっています。現在は太陽光発電を筆頭に、風力発電、地熱発電、小水力発電、などさまざまな発電事業が世界中で行われており、バイオマス発電もそのなかのひとつです。バイオマス発電はエネルギー回収効率が高いとされており、化石燃料に代わるクリーンエネルギーとして期待されています。
　バイオマス発電に必要な燃料のそのほとんどが海外からのPKS、パーム油に頼っている現状を考慮しますと国産エネルギーの開発・生産・安定供給は大変急務になっております。
　また高齢化社会により農業従事者の減少、耕作放棄地の拡大、中間処理場利用後用地と今後農業系の広大な面積が取り残されていくと思われます。
　これらの問題を解決し、尚且つ国産エネルギーの生産・安定供給が可能となる仕組みをめざしております。

昨今にわかに注目が集まっているエネルギーに「エリアンサス」「ソルガム」という農業系作物を原料とする地域自給燃料が開発、成功が発表されました。
開発に携わった関係機関は、農研機構・栃木県さくら市・㈱タカノにより上記の作物を栽培、苗付けし、今まで非常に難しかったペレット化にも成功して、現在はペレット燃料として実用化を開始しております。

　農研機構によりますとエリアンサスは、食料生産と競合せず、収量が高く低コストで栽培できる作物としてイネ科の多年草であり、東北南部の低標高地から九州までの非積雪地で栽培が可能との事、ソルガムについては、同じイネ科に属し生産地域はほぼ日本全国で可能であります。
ソルガムはさらに開発が進んでおり、スィートソルガム、スーパーソルガムと品種を掛け合わせた開発が進んでおります。

　これらの地球温暖化、CO2削減に貢献する農作物系のバイオエネルギーを使ったペレット化を行い純国産エネルギーの安定生産を目指したいと思います。

新しいビジネスの創出を目指してます。

●耕作放棄地を有効活用し、社会的な問題を解決しながら、新たな価値創出を目指し、新たなビジネスを始める企業や新規就農者も増えています。耕作放棄地活用ビジネスにより、地域の活性化や雇用創出など、多くのメリットも生まれています。
●6次産業化による所得の向上や雇用の創出、観光客の増加、地域のブランド化などにより、地域の活性化が期待できます。地域活性化は、地域の文化や資源を継承することにもつながっていくでしょう。
●再生可能エネルギーのバイオマス燃料は温室効果ガスの排出量ゼロ

以上から地元の従事者の方と一緒にペレットの原料の栽培及びペレット化まで一緒にやって頂ける農業従事者の方を募集してます。