俳句を始めませんか？　「野火俳句会」が我孫子駅周辺で開催する句会の参加者・見学者を募集中！　初めての句会に参加しませんか？ （投稿ID : 1lnegk）

俳句結社「野火俳句会」からの句会参加者・見学者募集のお知らせです。
「野火俳句会」につきましては、結社のWEBサイト（「野火俳句会」で検索）を御覧ください。

私たちの開催している地区句会の名称は「柏の葉・我孫子句会」です。
開催場所は、常磐線我孫子駅周辺の公的施設（生涯学習センター「アビスタ」等）で、毎月1回の開催です。
主に千葉県東葛飾地域及び茨城県南地域からの参加者が中心となっています。
他の地域でもそれぞれ句会を開催しており、「野火俳句会」のWEBサイトにも掲載されています。

全くの初心者でも句会にご参加いただけます。俳句が作れなくても、見学だけでOKですよ。
以下、「柏の葉・我孫子句会」での句会のやり方を簡単に説明します。

（1）まず、ご自宅で俳句を5句作ってください。575の計17音に、その季節の「季語」を入れます。
季語はネット上の「きごさい歳時記」などで調べることができます。

（2）俳句ができたら、「短冊」と呼ばれる細長い紙に、1句ずつ書き込みます。
作者が誰だかわからないように、自分の名前は書きません。
「短冊」は、A4サイズの紙を横長に置いて、右端から2センチ幅くらいに切って作ります。
チラシやカレンダーの裏紙でもかまいません。

(3)俳句を書き込んだ短冊が5つできたら、さあ句会場に出発です。

(4)句会場で初参加の旨をお伝えください。俳句ができていなければ、見学だけでも構いません。
句会参加費は1,000円なのですが、最初は見学ということで不要です。

(5)5つの短冊を指定された机の上に提出します。机の上には5つの短冊の山がありますので、
それぞれの山に短冊を1枚ずつ置いていきます。これで5つの山それぞれに、各参加者の短冊が
1枚ずつ置かれたことになります。

(6)参加者から提出された短冊は、山ごとに清記用紙（清書用の紙）に係の人が書き写します。
1枚の清記用紙に10句清書することが多いです。清記するのは、誰が作った句なのかを
筆跡から知ることができないように（匿名化）するためです。

(7)清記用紙が揃ったら、係の人がA3の紙に清記用紙をテープで貼り付けていきます。
清記用紙には、あらかじめ句ごとの一連番号が振ってありますので、
以後、その句を番号（句番号）で「○○番の句」と呼ぶことができるようになります。
参加者が多い句会では、A3の紙が数枚になることもあります。

(8)清記用紙を貼り付けたA3の紙が揃ったら、係の人が人数分のコピーをとってきて、
参加者に配ります。

(9)配られたA3の紙にある句の中から、選句を行います。
自分が良いと思った句を、あらかじめ指定された数（例えば5句とか）選び、A3の紙に印を付けます。

(10)全員が選句を終ったら、各参加者が指名された順で選句した句を読み上げていきます。
まず最初に「山田太郎　選」と選句した人（自分：山田太郎）の名前を名乗って、その後に
「○○番（句番号です）、古池や蛙飛び込む水の音」、「△△番、柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」・・・
というように自分が選んだ句を読み上げていきます。

（11）他の参加者の選句結果は、自分の手元にあるA3の紙に記入していきます。
選んだ人（選者）によって読み上げられた俳句ごとに、選者の名前を次々に書き込んでいきます。
初めての参加の場合、参加者の名前がよく分かりませんので、選者名を正しく書き込めなくても
かまいません。何回も参加しているうちに、できるようになります。

(12)参加者全員が選句結果を発表し終えたら、
最後に先生（柏の葉・我孫子句会では菅野孝夫　主宰）から
先生の選句結果が発表されます。
良い順に、花丸、◎、○、△の順ですが、花丸や◎が無い場合もあります。

(13)全ての選句結果が発表されたら、選句対象になった句について、
句番号順に講評が行われます。その句を選んだ人が指名されて、
感想（その句を選んだ理由）を簡単に説明します。
先生から、「これは誰の句？」とか問われますので、作者が名乗ります。
さらに先生から、その句への講評（良いところ、直すべきところの説明）があります。

（14）選句された句への講評が全て終って、時間に余裕があれば、
選句されなかった句についても先生から講評があります。
いまいちの句ですので、作者が名乗らない場合も多いです。

(15)これで句会はおわりです。所要時間は、参加者数（＝出句される俳句の数）
にもよりますが、3時間ほどです。
次回の句会の日時と句会場を確認して、解散となります。
句会を楽しんでいただけましたら、次回も是非ご参加ください。


野火俳句会の会員になると、結社誌「野火」が毎月郵送されてきます。
自分の作った俳句5句を「野火」折り込みのはがきに書いて、
先生に選句してもらい、その結果（良い句）が2ヶ月後の「野火」誌に掲載されます。
会費は、送料共で半年6,000円、年間12,000円です。
入会までに、「野火」誌の見本誌をお送りして御覧いただくこともできます。

「柏の葉・我孫子句会」に参加・見学を御希望のかたは、
詳しい開催日時や場所について、私にお問い合せください。
WEBサイトの「お問い合わせ」からでも御連絡いただけます。
「柏の葉・我孫子句会」以外の地域句会も御紹介できます。
よろしくお願いします。

WEB上での句会も開催しています。こちらは会員限定となります。

掲載している画像は、「野火」誌創刊950号記念号の表紙、菅野孝夫　主宰による俳句（野火誌2025年12月号）と「俳句のポイント」、吟行会（関東近辺に出かけて俳句を詠みます）での句会風景です。