無知と傲慢からの解放 （投稿ID : v0xwi）

人は世間が狭くなると、その中での価値観がすべてであるかのような錯覚に陥ります。
最初はそんなことは無い、と自分でも思っていたとしても。そのような状態に置かれると、今ある現状が真実であるかのように「錯覚」してしまいます。

その状況に慣れてしまいあたりまえになると自分以外の人間のことを知ろうともしないし、むしろ自分以外の価値観は存在しないかのように振る舞い始めます。

これが「無知」ということです。

「無知」が日々の思考の中で日常化すると自分の価値観は正しい、という「傲慢」を生みます。

周りと歩幅を合わせることこそが正しいのだという、極端な考え方を受け入れたり納得してしまったりします。

自分が生きている世界には自分以外の多様な価値観が存在するということを認め、受け入れられるようになると、無知であった自分に気付けるきっかけになります。

たった一つのきっかけがあれば、受け入れられるようになり、「傲慢」とは逆の「謙虚で素直」な自分に出会えます。

「素直」であることは、日々の日常の中での決断力を高めるためにとても大切なことです。
自分が無知であるということを認めるのは人生においてとても勇気が必要なことです。
しかし、人生にとってよりよい決断を行うためには、避けては通れない道なのです。

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