介護福祉士の勉強をしています。この半年間の学習や実習で今ある介護福祉サービスに違和感を感じています。本当の利用者目線で見たときの介護サービスの理想像。施設、従業員、利用者並びにその家族等のステーク・ホルダーがWIN&WINで関われるビジネスモデル。こうした事について意見を交換・共有して何かを見つけられればと考えています。施設で働いている方、経営している方、利用している方、学校等で教えている方、学んでいる方、行政でこの分野に関われている方等少しでも興味がある方にご参加いただければと思います。私の感じている違和感のひとつは病院でいう標準医療にあたる部分です。多くの施設では、寝たきりになる事を防止する為、本人の意向に関わらず出来るだけ歩いたり、歩行機を使用する等の運用がなされている様です。一方で介護を受ける方は様々で、「歩けなくなる→寝たきりになる→衰弱する→死亡する(老衰)」というモデルを希望される方も少なくないのではないかと考えています。私自身は経管栄養や負担になる運動よりも昔の様に自然に静かにこの世を去りたいと考えています。もうひとつ。サービス品質と賃金の関係です。現実的にとても低い賃金で勤務されている方が多い様に思われます。例えば介護福祉士と看護師の平均年収を比較すると年収100万円以上の格差があります。単純計算で20歳で就業し40歳になる事には家がキャッシュで買える程の収入差です。これでは質の高い人材の確保が大変困難になるのは止むを得ず、サービス品質低下の原因の一つと言わざるを得ません。介護保険の点数制度等阻害要因があるのだと思われますが是正が必要だと考えています。日本では、ボランティアや福祉という言葉はお金と関連づけてはいけないという風潮がある様に思われます。東京オリンピックのボランティアも、近隣からの交通費のみ支給という条件になりましたので、広島から参加する方は、往復旅費と期間中の滞在費を負担できる方に限られてしまいます。特に期間中の都内の宿泊費は高騰しますので、現実的に参加できるのは相応の余裕のある方に限られてしまいます。欧米では社会還元が根付いている為、起業等で多くを得た方は財団を設立しボランティア等の活動費の原資を提供している為、有償ボランティアが一般的です。介護福祉についても、同一労働同一賃金の考え方を普及させ、他業種同等の賃金体型を維持できるビジネスモデルを探したいと考えています。長くなりましたが、興味を持っていただける方がいらっしゃればご一報ください。よろしくお願いします。【10/20追記】 早速数名の方からご連絡をいただきました。身分証明の書類を提出していなかった為今日はご返信ができず、この場にてお話しします。 現場で働いている方々からご連絡いただきました。この方々は労働条件等に違和感を持ちながらも働き続けていらっしゃる様に思われます。ただそうした違和感を具体的に顕在化し、新しいモデルを創造するプロセスをお持ちでないのではと推察しています。その様な方の貴重なご意見を取り纏め、ビジネスモデルを構築していきたいと思っています。 業界では、アセスメント→計画→実施→効果測定(もしかしたら使われている単語が違うかもしれません)のプロセスを繰り返すと聞いています。これは一般企業で使われるPDCA(PLAN-DO-CHECK-ACTION)のサイクルを回すという概念と共通しています。様々な方の英知を集約しこのプロセスを回す事で、何か新しい事を見つけることができるかも知れません。 なお、(恐らく私より若い方からの)投稿もいただきました。介護職に就く事を否定する内容です。このスレッドは、需要が2025-2035年に第一次ピーク、55-65に第二次ピークを迎えるにあたり、前向きな取り組みをする場です。介護事業の改善を否定することは、ある意味マグロの完全養殖を否定していた方々と同様可能性を否定されている方だと思います。個人的な価値観を否定するものではありませんが、この場には入場していただきたくないと考えています。
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