令和4年の幕が開けました。「おめでとうございます」と口にはしながら、心から喜べる人は少ないのではないでしょうか?コロナ禍は収まるかに思えましたが、オミクロンなどの新種により、まだまだ安心はできません。世界的には、まだ日本はマシですが、それでも移動が制限される場所もあります。分断が進み、昔のように自由に楽しみを求められる世の中には、戻れないようです。そんな中、鎌倉時代に書かれた「歎異抄(たんにしょう)」という古典が、静かにブームになっているのをご存知でしょうか?鎌倉時代は、源氏と平家の戦乱があり、疫病や大火・震災で人々が不安を多く感じておりました。乱世にあって「世界の光」と言われる親鸞聖人のお言葉を、生々しく書き記したのが「歎異抄」であり、人々は教えを光りに生き抜きました。後に、本当の仏教を意味する「浄土真宗」は、日本でいちばん多くの人が心の拠り所とする教えとなりました。感染症や災害・政情不安など、不安におののく現代は、科学文明が発達しても鎌倉時代と全く変わっていません。幸せに生きるヒントが「歎異抄」には詰まっています。令和4年1月の講座では、「歎異抄」を中心に「はじめての人」にもわかりやすく、仏教をお話します。主なテーマは・・・・どんな人でもなれる「とてつもなく大きな幸せ」とは・ウラミの日々を「カンシャの毎日」にガラリと変える・知識ゼロでも「なぜ生きる」がわかる!みなさんのご参加お待ちしております!インターネットの配信も予定しています。会場での参加がオススメですが、配信を希望の方は、メッセージなどでお知らせ下さい。会場は「歎異抄に学ぶ」として確保しております。日時:令和4年1月30日 13:30-15:30場所:奥の細道むすびの地記念館 多目的室■講師:寺島治子(てらしま はるこ)先生恐竜の化石が発掘されることでも有名な、北陸の小京都、福井県大野市出身。「なぜ生きる」に悩んでいた青年時代に、友人の勧めで親鸞聖人の教えに出会い、仏教講師になる。
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