雨漏りの原因は様々　　調査・補修方法も様々・・・ （投稿ID : 175m59）

福岡市南区の屋根屋
（屋根修理・雨漏り修理・調査・火災保険申請・
リフォーム工事の相談承ります）の　
株式会社ハウスメンテ　
いしだじんすけ　です

特に築年数の経った家の
メンテナンス・調査・修理を
得意としております。

【雨漏りの原因いろいろ】

雨漏りの原因調査をやっていくと
ある程度のパターンに分類されます

多くが防水施工されている箇所の劣化

または排水口の詰まりによるもの

建築時に想定していた雨量をオーバー
することによるもの

雨漏り原因箇所としては

屋根であれば谷があるところや
ベランダと壁の付け根
増築した部屋と母屋の壁との付け根
棟周辺
など

近年多いのは、ゲリラ豪雨や
風を伴う時の雨によるものが多いです。


普段のちょっとした雨では漏らないのに
台風や大雨の時だけ漏って来る


結構厄介ですが、原因は必ずあるので
探すしかありません。


原因と思われるところに散水（ホースで水を当てる）
して、漏水を確認できるのが一番
納得してもらえるのですが、


あえて水を当てて漏ってくるのを
指を咥えて待つのが嫌（また天井が濡れるから）
という場合や、
散水試験自体に費用がかかるために
その費用を怪しい箇所の補修に当てる
方が良いと判断される場合もあります。


【散水試験のメリット・デメリット】


散水試験のメリットは
「漏水原因箇所の特定ができる」
という点です。

ちょこちょこ補修を自分でしたり
業社さんにしてもらったりしても
雨漏りが直らない場合や
しっかり原因がわかった上で
納得できる工事を希望する場合は
散水試験をおすすめします。

ただし、デメリットとしては

散水試験のためにかかるコストです。

屋根の上から散水する、
場合によっては天井裏で漏水を確認する

2人の人工が必要です。

つまり散水試験のために2人の作業員が必要
ですので、その人件費がかかります。

また、散水試験で雨漏り原因箇所がわかったとしても
その日に修理・補修ができない場合が多いです。

なぜなら、一度濡れた場所が乾かないと
コーキング材などが接着しないからです。

まぁ、ある程度の時間を空けないといけないです。

どのみち、補修工事内容を考えて見積もり
しないといけませんので、
当日に作業というのはできないことになります。

ということは、お客さん・業者双方にとって
2度手間になる上に費用も2倍かかってしまいます。


【その他の方法】

原因箇所がさっぱりわからない場合や
数箇所あるような場合、
いきなり瓦を撤去した場合に
「瓦撤去」「瓦戻し」自体に
コストがかかる場合は
散水試験をして、原因箇所を特定
した方が、闇雲に補修するよりいいですが、


調査に伺った段階で
ある程度、特定できる、または
目視時点で結構怪しいと思える箇所を見つけた
場合は散水試験をせず

いきなり補修作業を提案する場合もあります。

明らかにコーキング材が劣化して
バッチリ隙間がある場合などです。

コーキング材なら色にこだわらなければ
車に常備してますので
ささっと作業できます。
（ホームセンターに行けば購入できるし）

この場合は、あくまでも
ここが、雨漏りの原因箇所の可能性が高い
という前提での作業になりますので

雨漏りが止まる保証はできません。
その点については説明しますが、
費用を抑えることと、次の雨を心配
せずに済むというメリットがあります。

デメリットとしては、
補修してもらったが雨漏りが止まらない
って可能性があることです。

その場合は、また1からやり直しですが、
補修したところに関しては原因の候補
からは外れますので、さらに違うところの
調査になります。

家や建物が古くなればなるほど
劣化箇所は増えて行きますので、
部分的な補修というよりは、
ある程度の範囲で交換・やりかえ
のような作業も必要になってくるかもしれません。


一緒に屋根に上がって調査の様子を
見ていただければ説明しやすいですが、
そういうわけにも行かないので、

しっかり図面や写真を見せて
説明してくれる、そして
いきなり屋根の葺き替えの高額な工事
を勧めることをしない業者を
常日頃から探しておかれてください。


ハウスメンテ　フリーダイヤル 0120-341-634
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