1ポット1500円でお譲りします。今年の春に種まきした亀甲竜の実生苗です。塊根部分は、1-3枚目の写真の通り、まだ小指の先ぐらいの大きさです。成長はゆっくりですが、塊根部分が大きくなればなるほど市場価格はどんどん高騰していき、2-3号で2000-4000円、4枚目の写真にあるような4号で6000-10000円(グレードによってはこの時点で2万の個体も…)、5枚目の写真のような立派なものになると20万以上する個体もあります(5枚目の写真のものはちょうど20万の値段がついてました)。 -------------------------------- 亀甲竜(きっこうりゅう)は、南アフリカの東ケープ州から西ケープ州にかけての乾燥地帯に自生する多肉植物(そのなかでも塊根を楽しむため塊根植物とよばれる)。日本でも古くから愛好家のあいだで栽培されてきた人気植物です。一時落ち着いていた人気ですが、最近また人気が高まっています。 土中に塊根を形成し、根とつるを伸ばして葉を展開しています。大きくなると塊根の上部が土中から出てきてひび割れを起こし、カメの甲羅のように見えることが和名の由来です。園芸的な観賞価値を出すために塊根部のほとんどを土の上に出していますが、原生地では株の半分からすべてが土に埋まっています。塊根部のひび割れ方にも個体差があり、突起がより大きくバランスが取れたものが評価され、好まれています。姿がよく似ているメキシコ原産で夏型の「メキシコ亀甲竜(Dioscorea mexicana)」がありますが、栽培の難易度が高いです。冬型なので、9月上旬から5月中旬が成長期です。夏の終わり頃からつるを伸ばして葉を展開し、冬と春を過ごした後、梅雨前につるや葉が枯れ、塊根のみとなります。成長期は、土がしっかり乾いたらたっぷりと水やりします。葉を落としている間は断水しましょう。日当たりと風通しのよい場所で管理します。ただし、塊根部は直射日光に長時間当てると風化し表面が傷んでしまうので、葉にはしっかり日を当てる一方、塊根部は遮光気味にします。また、冬は冷たい風にさらされると葉を落としてしまうので注意します。夏の休眠期はできるだけ涼しい環境に置きましょう。塊根部を土に埋めて育てると、原生地のように早く大きくすることができます。 亀甲竜とは、ゴツゴツとしたユニークな割れ方をする塊根が特徴。その見た目がなんとも魅力的ですね。「ディオスコレア・エレファンティペス」とも呼ばれ、ハート型をしたかわいらしい葉をつけますよ。亀甲竜はつるがどんどん成長するので、支柱を立てることでおしゃれな雰囲気になりますよ。針金を丸などお好みの形にしたら、用土に挿せるように針金を2本つけます。その後、足になる針金を用土に挿しましょう。亀甲竜のつるが伸びてきたら、針金に誘引させていきます。亀甲竜は亀甲のような根も魅力的ですが、つるを立てることで魅力がさらに増してきますよ。
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