参加者のみなさんがそれぞれ書いた日記をもちより、声に出して読み、日記について話す会です。主催者も自分の日記を読みます。 日記はあらゆる人々に親しまれている表現方法だと言えると思います。誰に見せるためでもなく、自分のために日々の出来事や思いを綴った日記を小さな会で声に出して読むことで、思いがけない発見や、新しい対話が生まれるかもしれません。日時:2019年11月30日(土)16:00~18:00場所:千葉市中央コミュニティセンター サークル室6参加費:無料*ご自分が書いた日記をご持参ください。どのようなかたちであれ、ご自分が日記と思っているものであれば大丈夫です。*予約はなくても参加いただけますが、人数把握のためにも以下のアドレスにご連絡いただけると幸いです。nikkiwoyomukai@outlook.jp金川晋吾1981年京都府生まれ。写真家。神戸大学卒業。東京藝術大学大学院博士後期課程修了。三木淳賞、さがみはら写真新人奨励賞受賞。2016年青幻舎より「father」刊行。近年の主な展覧会、2019年「同じ別の生き物」アンスティチュ・フランセ、2018年「長い間」横浜市民ギャラリーあざみ野、など。******************************「日記を読む会」について 日記について何か人と話がしたいと思い、この会をひらいています。自分でも日記を書いていて、日記について何か話がしたいと思っている人に参加してもらえたらありがたいです。日記を毎日つけている必要はなくて、思い出したように年に数回だけつけている人でも、これを機に日記をつけ始めた人でも問題ないです。参加する人にはその人が書いた日記を声に出して読んでもらいます。私も読みます。他人に聞かせたくない部分を無理に読む必要はなくて、ここなら他人に聞かせてもいいと思うところだけで大丈夫です。 人それぞれに日記とのつきあい方があると思います。作品として誰かに見せるために書かれた日記というものもあれば、絶対に誰にも見られたくないという日記もあると思います。私も十代や二十代前半のころ、自分のそのときの思いを書くためにまれに日記をつけていました。数年後、実家から東京に引っ越すときにひさしぶりにその日記を読み返してみると恥ずかしさでいたたまれなくなり、捨ててしまいました。捨てたことは後悔してません。 最近つけている日記は読み返してもそれほど恥ずかしいものではなくなっています。後から読み返して恥ずかしくなることは文字として残したくないと思うようになったのだと思います。ただ、今でもやっぱり他人に読まれて困ることは書いているので、誰かに見られたらどうしようという不安がないことはないです。 日記というものは多くの場合は個人的で自分のために書かれているものだと思いますが、書き残しているという時点でそれはもう自分だけのものではなくなる可能性があると思います。自分のこと、個人的なことを話したり聞いたりすることには何か抵抗のようなものがつきまとっていてそれは当然のことですが、その抵抗は強すぎないほうがいいんじゃないかと個人的には思っています。 金川晋吾
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