マリンアートの巨匠、クリスチャン・リース・ラッセン(Christian Riese Lassen)の代表的なアートポスター『SEA OF LIFE(シー・オブ・ライフ)』です。 【作品の特徴と詳細】 作者: クリスチャン・リース・ラッセン(Christian Riese Lassen) タイトル: SEA OF LIFE(生命の海) 構図(2分割構図): ラッセンの作品に多く見られる、海面の上と下を同時に描く「2分割構図(2-Worlds Concept)」が採用されています。 海面上: 満月の夜空、南国の山々やヤシの木、そして躍動的にジャンプするシャチの姿が描かれています。 海水中: ウミガメや色とりどりの熱帯魚、珊瑚礁、そして海の中を泳ぐシャチの親子が、青く神秘的な世界として緻密に表現されています。 色彩と光: 月光が水面に反射して輝く様子や、海の中に差し込む光のグラデーション、色鮮やかな海洋生物のコントラストが際立っています。 ラッセンのキャリアの中では初期〜前期(1980年代後半〜1990年代前半頃)の作風および代表作に分類されます。 【初期作品とされる理由と特徴】 1. 「マリンアート」の原点的な作風 ラッセンが1980年代から確立した「海面の上と下を同時に描く2分割構図」の典型的なスタイルです。月光に照らされる夜空・ハワイの山々と、透き通る水中の海洋生物を同時に描く手法は、彼の初期の代表的なトレードマークとなりました。 2. イルカではなく「シャチ」メインの構成 1990年代中盤以降〜2000年代にかけてはイルカを主役に据えたポップで華やかな作品や、ディズニーとのコラボ作品が多くなっていきます。一方で、この『SEA OF LIFE』のようにシャチやウミガメ、珊瑚礁の魚たちを力強く重厚に描いた作品は、初期の原画・版画市場で非常に高く評価されたスタイルです。 3. 日本でのラッセンブームの定番 『SEA OF LIFE』は、1990年代初頭に日本でラッセンブームが巻き起こった時期に、ジグソーパズルやアートポスターとして非常に広く親しまれた作品の一つです。 そのため、現在のディズニーコラボやCG的要素の強い近年の作品群と比較すると、ラッセンの初期(クラシック期)の魅力を象徴する作品と言えます。 45×66の大きさです。
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