彫漆「額」について 日本固有の漆芸、時絵の優雅さと、 繊細精致なる沈金の味を具現し、濃 淡自在の色彩を駆使した彫漆の美感は又格別なものといえましょう。 本作品は、彫漆界の偉材、工芸作家の手になるものであります。 洗練されたその構図と、至妙な彫刻 刀の冴えに見る高度な漆芸彫漆の良さをご観賞いただければ幸と存じ ます。 謹白 昭和六十年 県美展文化協議会賞 昭和六十一年 日本現代工芸美術展入選 昭和六十二年 第十九回日展入選 松田林山作 サイズは、80.5/65.5cmです。
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