相談により最適PC作ります 信頼性の高い方のみ プロフィールお読みください 文:GDM編集部 松枝 清顕 結果をみると、5V設定では28.5dBAと、ほぼ室内騒音値と変わらない数値だった。実際に耳で感じる音もごく僅かで、本当に冷却ファンが動作しているのかと疑うほど。回転数は相当絞り込まれているはずだが、高密度遮音パネルの効果が十分に発揮されているようだ。次に7V設定の31.6dBAだが、冷却ファンの回転が上昇した事がハッキリと分かる。とは言えこれも非常に静かで、十分静音状態が保たれている。最後に定格12V設定は39.6dBAとなり、冷却ファンの存在感が際立ってくる。標準搭載の「Silent Series R2 140mm」は1,000rpm±10%だが、5Vと7Vが”静が過ぎる”ため、聞き比べると「ギリギリ静音レベル」といったところだ。 総じて3段階設定が可能なファンコントローラーは、メリハリが効いており、標準搭載ファンとのマッチングがいいように感じた。負荷が低く、快適な室内温度であれば、積極的に7V以下で動作させたい。 本線はやはり窒息系静音PCケース 3年振りにじっくりと検証を行った、Fractal DesignのPCケース。「Define R2」からの進化はしっかりと感じ取ることができ、クオリティもレベルアップされていた。時間が経過しても根底にある「静音」コンセプトは変わらずだが、工作精度の改善により、”緻密なPCケース”に仕上げられている。 「Define XL R2」は、特許出願中という「ModuVent」構造により、冷却ファン増設スペースに固定されたブランクパネルを取り払うことで、140mm口径ファン最大7基構成の高冷却PCケースに早変わりする。確かにそれは大きな特徴と言えるが、本線はやはり「窒息系静音PCケース」だろう。高密度遮音パネル仕様のサイドパネルは重厚で、実際に音を閉じ込める能力にも長けている。その出来がいいだけに、高冷却にシフトさせるのは些か気が引ける。熟成された完成度の高い「静音仕様」をぜひ味わってほしい。
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