Fender Japan ST- STD ( STANDARDの略称 )/3CSは、現行のFenderコーポレーションにおけるMade in Japanシリーズ同様、ダイナ楽器製造による「最も手頃な」フェンダーストラトキャスターです。 スタンダードの名が示すように、特定の年代の再生産( リイシュー )ではない…その時代の現在進行系となるフェンダーラインナップには、USAのアメリカンスタンダードなどと同様、スタンダードの名称が与えられています。 フェンダージャパン名義時代のST-STANDARDは「 初めてのFender …」を求めるユーザーに最適な…「お値打ちな価格と、弾きやすさ」を追求したスペックが特徴です。 太字のMADE IN JAPAN Uシリアル は設備投資を終えてダイナ楽器単独製造が可能になったJDシリアル直前の2010〜2012年製になります。 ヴィンテージリイシューに比べて、指板Rも緩く、オールドタイプのストラトキャスターとは異なる仕様を採用した事で、お求めやすい価格を実現し、かつ品質はメイドインジャパンの名に恥じない、純国産クォリティーを引き継いでいます。 信頼性の高いGOTOHペグの採用、トラスロッド調整はアメリカンスタンダードなどのスタイルで定番となった…ヘッド側からの調整口となっておりますので、万が一反った際にもネックとボディを外すことなく微調整を可能にしています。 フェンダージャパンは、弦間ピッチもUSAのヴィンテージリイシューより狭い間隔となる10.8ミリピッチを採用しており、一般的に欧米人の体格を基準にして設計されているUSAのヴィンテージタイプより、平均的に手の小さな日本人でもプレイしやすい様に設計されています。 世界的に見ても、日本マーケットでの限定販売とされて来たフェンダージャパンは、欧米各国を始めとするユーザーからも、プライス面やクォリティ面から見ても、非常に高い評価を得ており絶大な人気がありました。 インターネットの普及によりフェンダージャパンを求める諸外国のユーザーがまず驚いた事は…ミドルクラスの日本円換算5〜6万の新品定価のモデルにも関わらず、韓国製や中国製、台湾製、インドネシア製といった同価格帯の他ブランドと比べても、しっかりとした造りは元より、パーツの信頼性や操作性などにもありました。 諸外国のディーラーから言わせれば、「 日本にはフェンダージャパンという日本マーケット限定で…こんなに安くてこんなに良いギターが豊富にラインナップされているのに…何故、日本人はそんなにUSAを欲しがるのか?」と不思議がる質問を投げかけてくる程でした。 もちろん、本家USAの良さはありますが…楽器自体の質が価格と折り合っているか?を重要視する諸外国から見たら、この疑問符は「 もっともな部分 」でもあったのです。 敗戦国だった日本には従来、「 舶来品=高級品」という意識が植え付けられていた歴史的背景はありますが、自動車業界を始めとした「 日本ブランド 」の信頼性は家電製品も含めて「 信頼の証=MADE IN JAPAN 」という日本人として誇らしい事実は定着しています。 MADE IN JAPANという言葉自体が一つのブランドの様なものになっている…という点は楽器の世界でも同様です。 長年のUSAフェンダー、山野楽器代理店時代も終わり、神田商会扱いのフェンダージャパンも終了。フェンダーブランドを統括するフェンダーコーポレーション設立以降のメイドインジャパンシリーズは、神田商会扱い時点よりも大幅に価格改定がされて値上げされていますが、むしろ現在の定価が正当だと思える程、神田商会扱いのフェンダージャパン時代は「 お値打ちでお買い得な価格設定だった 」としか言いようがありません。 今回入荷したフェンダージャパンのST-STDの税抜き定価59,000円は、同年代のEpiphoneやYamahaなどでも、中国製や台湾製しか買えない新品価格帯でしたし、ブランドは日本メーカーだとしてもibanezなどのライバルブランドでさえ、6万円台定価のモデルはインドネシア製造になっていた2010年代のマーケットを考えても…明らかにお値打ちだったということになります。 ST57やST62、ST72など50年代〜70年代モデルへの拘りがない限りは、USAラインナップでもアメリカンスタンダード、アメリカンデラックス、アメリカンプロフェッショナルなどの現代版モデルは、常時セールス面でも好調を持続していた事実を踏まえても、このフェンダージャパンのST-STDは単なる「 廉価版フェンダー 」ではありません。 現在のフェンダーでは「 廉価版ラインナップ」に日本製造モデルはなく、SQUIER名義にするなど住み分けもされていますので、予算5万円近辺で購入出来た唯一の「 純国産かつフェンダーの名を冠したモデル 」という位置付けだったのが、このST-STDです。 フェンダージャパン終了に伴ってディスコン( 製造終了 )になったのも無理ない話しだ…とすら感じられるFender Japan ST-STDは、大手楽器店買取でも、買取比率では圧倒的なナンバーワンを常に維持していますので、買取上限が定価の半額、29,500円のモデルです。 定価の50%で買取をしてくれる唯一のブランドでもあるフェンダージャパンは、資産価値を考えても「 最も買って損がないブランド」でもあります。 ユーズド相場が、定価よりチョイ安だとしても「 間違いなく売れ残りがないブランド 」だからこその安定した相場を長く形成している事も「 安心の証 」と言えると思います。 本機はボディバックの一部に、バックル傷と思われる塗装剥がれや、ボディエンド周辺の黒い部分にタッチアップ痕などはありますが、機能面には問題のない個体となります。 トラスロッドには余裕もあり、調整済みとなりますので「 弾きやすい弦高低めなセットアップ」にしてあります。 フレット残もまだまだ余裕はございます。 ネックはメイプルワンピース、メイプル指板仕様となります。 指板エンド1限側の木地の木取りに沿って、やや弾き込んだように見える部分はありますが、元々の木地によって「そう見えてしまう」部分もありますので、特別このハイフレット近辺部分だけが、フレットが減っている等はございません。詳細別画像は当店ホームページにてご確認ください。 ノンオリジナルアーム、凡庸ソフトケースが付属します。ボディトップ面はかなりキレイで使用感もさほど感じられない外観を維持しています。 2019年ラスト!の年末までノンストップセールとなる特別価格にてお出しします。( 2019年年内限定 ) 当店販売価格 33,000円税込み 一般的なユーズド市場から見ても最安値かと思います!お問いあわせはお早めに! 大特価販売ですので、値下げ交渉はお控えくださいませ。対応致し兼ねます。 お取引は上野〜北千住間の日比谷線沿線となります。最短でのお取引可能日時は、本日12月26日からになります。(お店としては7の付く日、明日27日は定休日ですが、ジモティーのお取引は対応致します。)京成町屋〜京成千住大橋駅間も可とします。JRをご利用される場合には日暮里〜北千住間の常磐線ラインも可とします。つくばエクスプレスは南千住〜浅草間のみ可。今回の商品は格安となりますので秋葉原は不可。日比谷線指定区間、常磐線指定区間、京成線指定区間、つくばエクスプレス指定区間のいずれかの駅をご指定下さいませ。 お取引をご希望される方は12月26日以降の日取りをご指定ください。尚、お取引日時が一週間先等を希望される方がいらっしゃいますが、その際には基本的に受け渡し予定者には致し兼ねます。お取引日時が早い方を優先させて頂きますので、予めご了承ください。 初心者、入門者の方にはお取引時に管理方法や扱い方などのご説明をさせて頂きますので、多少のお時間の余裕を持ってお越し下さいませ。
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