これは、ドロップリーフテーブルと呼ばれる折りたたみ式の木製テーブルで、ヒンジ付きのリーフ(天板部分)が特徴です。リーフを持ち上げることでテーブルの面積を広げたり、下げることで省スペース化が可能です。このデザイン、起源、および歴史的背景について以下に説明します。 説明 1. 素材と構造: • このテーブルは、オーク材などの堅木で作られているように見えます。これらは耐久性が高いため、アンティーク家具によく使用されました。 • テーブルトップは中央の固定パネルと、その両側にヒンジで接続された2枚のリーフで構成されています。リーフを広げる際には、ゲートレッグ(支え脚)がスライドしてサポートします。 • ベース部分には旋盤加工された脚(ターンドレッグ)が使われており、安定性を高めるためにストレッチャー(横木)で補強されています。 2. デザインの特徴: • 旋盤加工された脚は、特に17世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ家具スタイルに典型的な要素です。 • テーブルトップの裏側にあるヒンジや接合部は、伝統的な木工技術を示しています。 • 折りたたみ時のコンパクトなデザインは、小さな空間(コテージや都市部の家など)での実用性を考慮したものです。 3. 状態: • 表面には経年使用による傷や変色が見られますが、これは長い年月を経た家具として自然なものです。 • ヒンジや構造部分は健全に見えますが、メンテナンスや修復が必要になる可能性があります。 起源の可能性 このテーブルは、おそらくヨーロッパ(イギリスまたはフランス)のものである可能性が高いです。その理由として: • 旋盤加工された脚は、17世紀後半から18世紀初頭にかけて流行したイギリスのジャコビアン様式やウィリアム&メアリー様式を思わせます。 • ドロップリーフテーブルは17世紀以降ヨーロッパ全域で広く使用され、18~19世紀には特に人気がありました。 歴史的背景 • ドロップリーフテーブルは、小さな家屋向けの省スペース家具として登場しました。ダイニングルームや応接室など、限られた空間で多目的に使用されました。 • ゲートレッグ機構は、折りたたみ可能なデザインを維持しつつも頑丈なサポートを提供する革新的な仕組みでした。 • このテーブルの職人技術を見る限り、大量生産ではなく熟練した職人によって手作業で作られた可能性があります。 結論 この折りたたみ式テーブルは、17世紀後半から19世紀にかけて作られたヨーロッパ起源のアンティークドロップリーフテーブルです。そのコンパクトなデザインと優れた職人技術は、歴史的な家庭環境での実用性と美的魅力を反映しています。適切な修復を施せば、実用的な家具としてだけでなく、歴史的木工技術を示すコレクターズアイテムとしても価値があります。
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