文庫本 中篇・短篇小説 第136回芥川賞受賞作 「ひとり日和」 短篇「出発」収録 タイトル買いしました。 高校を卒業し進学も就職もせずに母親と暮らしていた20歳過ぎの和寿(ちず)が遠縁の71歳の老女・吟子さんと東京のスミで暮らすことになり…(4枚目画像参照) 若いことモラトリアム、大人になることとは?恋愛と失恋と離別、死別それを乗り越えて生きてゆくこと をどこかぼんやりとつかみどころのない主人公が外の社会に出ていくのと老女の生活の対比がよく書かれています。 引越す和寿に吟子さんがかける言葉が秀逸。 出発 も ぼんやりした主人公。新宿の西口でのラストのシーンと言葉がいい。 自分の精神的な居場所と立ち位置 が2作ともテーマなのかな?と思います。 ぼんやり読むとぼんやり終わってしまいますがその後考えるとたぶんそういうテーマの小説だと思います。 状態は比較的きれいだと思いますが中古品です。ご理解の上よろしくお願いします。 歌舞伎町、新大久保付近で手渡しか 改札を出ずに受け取りたい方は新大久保駅、大久保駅南口、西武新宿線北口、東新宿駅の大江戸線、副都心線の改札越しの受け渡しが可能です プロフィールに目を通してからお問い合わせください
ひとり日和 青山七恵 河出書房新社 東京 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。