【無料】の個別支援サービスのご案内 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ 1.不登校のお子様のための学習支援に向けました親御様への支援 2.学齢期のお子様をお持ちの親御様に向けました求職活動支援 親御様ご自身で取り組まれたいことやお困りのことがございましたら、お気軽に「お問い合わせ」ボタンよりご連絡くださいませ。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ わたくしたち生活者が、学校の中で起こりうることを仮定できるようになることを願い、 わたくしなりにつけた学校・教室、生活者というラベルで投稿文を抽出し、それらを再掲してまいります。 以下、11月7日に投稿いたしましたものを加筆修正して再掲させていただきます。 お読みいただけたら幸いです。 【教育って実験なの?<前編>】 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ お読みいただきありがとうございます。 はい、教育は実験の側面もあると言えます。 教育ならびに教育心理学には「教育は経験である」という理念があり、そこからさらに経験(experience)は実験(experiment)であるという立場をとる実験心理学者の方々がいます。トライアルという言葉がありますね。わたくしたち生活者のあいだでは「お試し」とか「新しいことにチャレンジ」などの意味で使われているのではないでしょうか。そのようなトライアルも、心理学系をはじめとする学問の英語論文では「trial」は実験を記述するのに用いられているのです。専門家のあいだでも、「教育は経験である」という考えは、実験を実践という名に替えて教師の学級経営や職場の人材育成において広く共有されているようです。 このような「教育は経験であり実験である」という考えですが、わたくしたち生活者にも感覚的に理解されるのではないでしょうか。 そこで今日と明日の2回に分けて、「教育は実験である」と仮定したら、どのように考えることができるかについてお話ししたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 【目に見えないものを仮定する】 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・ さて、この「仮定したら」の「仮定」についてですが、わたくしたち生活者が用いるとなんだか怪しいことを理屈っぽく押しとおそうとする印象を与えかねませんね。 けれども、わたくしは、この「仮定する」ことはとても重要であると考えます。 「仮定する」ことこそ、社会を発展に導いてきた知的な営みであると思われるからです。 テクノロジーが発展して目に見えないものが次々に明らかにされ、その目に見えないものが明らかになったおかげでさらに次の目に見えないものへの探求に乗り出してきた、先人の営みであるとも言えるでしょう。このようなことから、この「仮定する」ことは欠かせないものであるのだなぁと最近考えるようになりました。 そのきっかけとなったのが、YouTube で観た「消えた“反物質”の謎」という番組です。 時代は、もう、わたくしたちが知っている現象を確かめるために実験する研究から、「存在しないものを存在する」と仮定して実験する時代なのですね。そこまで進んでいるのですね。 そして、このことに限って言えば、日本の研究者は海外の研究者の仮定を用いて実験をしているように思われます。 ですので、海外の研究者が仮定している内容を日本の研究者が日本語なり、彼らの母語なりで理解して、それを模倣しているように思えてくるのです。 模倣に費やす研究 このように考えると、 海外の研究者が目に見えないものを仮定してことばなりモデル図なりで可視化した課題に取り組んでいるだけであって、日本の研究者が真に、目に見えない未知なるものを仮定しそれを明らかにしようと取り組んでいるわけではないと言い換えられると思われるのです。 簡潔に申し上げるならば、日本の研究者による研究は、どうも「すでにいま存在しているモノ」を海外から移入して、「試す」ところから始まっているように思われるのです。 海外から移入したものを「試すことでいかに理解するか」 この「試す」ことが主流の研究開発風土が 教育と何らかの関係があるかもしれません。 なぜなら、それらの研究を輩出するのは義務教育から高等教育に至る日本の教育なのですから。 「試すことが上手な人材」を輩出している可能性はあるのでしょうか? 「試さざるを得ない」我が国の教育風土とはどのようなものなのでしょうか? 「試さないと教育というものを理解できない」日本の教育風土とはどのようなものなのでしょうか? 「学校は、先生が子どもに勉強を教えるところ」 ではなく 「学校は、先生が子どもを試すところ」 へと変わってしまったのでしょうか? このような仮定と疑問が、一生活者の無知ゆえのことであることを願いたいものですね。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
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