英語のネイティブスピーカーや、英語が堪能な人と話すとき、マシンガンのように流れてくる音の速さに圧倒されてしまったことはありませんか。「早く相槌を打たなきゃ」「すぐに返事を返さないと愛想が悪いと思われるかも」と焦れば焦るほど、頭の中の引き出しがロックされ、知っているはずの簡単な単語すら出てこなくなってしまうものです。 しかし、実際のコミュニケーションにおいて、本当に価値があるのは「スピード」ではなく「丁寧な意思の疎通」です。早口の英語に無理についていこうとして、生返事をしたり愛想笑いでやり過ごしたりするよりも、「ゆっくり話して」と伝え、1語ずつ自分の言葉を選びながらキャッチボールを続けるほうが、お互いにとって遥かに実りある時間になります。世界を見渡せば、ノンネイティブ同士の会話も含め、ゆっくりと時間をかけて、お互いの言葉を確かめ合うように会話を楽しんでいる人々がたくさんいます。 レッスンでは、早口の英語を無理に聞き取る訓練ではなく、あなたが話しやすい「心地よいテンポ」を一番に大切にします。言葉が詰まったら、じっくり考えていいのです。主語と動詞だけの短い文章でも、あるいは単語を1つずつポツポツと繋ぎ合わせるだけでも、相手に気持ちを届けることは十分に可能です。焦りの原因になっている心のブレーキを少しずつ外し、自分のペースでキャッチボールができたときの、あのじわっと湧き上がるような伝わる喜びを、ぜひ体感してみてください。
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