バフッ ドアを閉める音で安心感を与えられる車。 最近の車は、家電のように余計な機能や液晶、LEDなどの装飾にこだわるなど、あの手この手で新車が今までの車と違う、ということをアピールすることに余念がありません。 しかし、車に乗ったときの安心感、に関しては、ここ30年変わらないどころか、むしろ低下したのではないかと思うばかりです。 バブル前後に一斉を風靡したこのゴルフ4や、ベンツW124、ボルボ850など、”普通の”外車の、ものすごく高い剛性感は、カタログ値には現れない、とても大きなアドバンテージでした。 あの頃はよかった、といわれるには、感覚的な何かがあるのです。 この頃の欧州車を最近買い替えた友人たちのコメントに、助手席でドアを閉めた奥様がひとこと「あら、この車は安っぽいドアの音だわ」と言われたとか、国産高級車に買い替えた子どもたちが、後席で「前の車のほうが旅行が楽しい」とか。 理屈でなく、感覚の満足感は、決してエンジンパワーや素材の高級感や衝突防止性能で高められないのです。 燃費競争のための軽量化やコストダウンのために、スペックにはあらわれず、感性の乏しい一般人には売り文句にもなりにくい剛性感という要素は、車の開発にあたってはどんどん軽視されています。クルマという乗り物がなんだか薄っぺらく感じることがあるのは気のせいでしょうか? ★ さて、前置きが長くなりましたが、2003年式 4代目ゴルフワゴンをご紹介します。 最新モデルが8代目となってしまったVWゴルフ。歴代モデルで外観に劇的な変化があったのは2代目から3代目になったときくらいで、その後は代替わりをしても「マイナーチェンジなの?」と思うくらいのコンサバティブな世代交代が続いています。 そんなゴルフですが、ここ数年、突如として、4代目ゴルフワゴンの生息数が激減しています。 試しに、カーセンサーで「ゴルフワゴン」を検索してみてください。 国内で年間数万台売れ、どこにでも走っていたはずの大衆車なのに、今では10台前後しか販売されていません。(ヴァリアントは5代目以降のワゴン名) 街中で意識してゴルフ4を探して見ると、前述の通り歴代のデザインが似すぎているために、なんだ、ここにいるじゃないか、と思っても、それは5代目だったりするのです。 その大衆性故に、GT系のホットハッチでもない限り、ゴルフに希少価値を見出すユーザーや市場は存在しませんでした。最近になってようやく初代、2代目のオールドタイマー世代の専門店ができるなど、急にプレミア価格となっています。 1998年のデビューから25年たったゴルフ4の評価はいかに? ゴルフ1,2は素晴らしい車ですが、同乗者にはかなりの理解を求める車です。ゴルフ3は今風のデザインに変わりましたが、低価格車感の否めない品質でした。ところが、ゴルフ4では、ベンツを意識するほどの高級路線を目指したVWピエヒ会長の方針によって、外板のスポット溶接や1,2クラス上の素材を採用する等により、外観デザインはゴルフ3とほとんど変わらないのに、乗り心地や内装の質感は劇的に変化したのです。 ゴルフ4ハッチバックの腰高デザインも、ワゴンでは見事に調和され、シリーズ史上、ゴルフ4ワゴンが最も美しいと評する自動車評論家もいらっしゃるほどです。 隠れた名車。フォルクスワーゲン ゴルフIV ワゴン。 その素質の良さは、古き良きドイツ車、という言葉がぴったりなのです。 ★ DUO箕面ディーラー車。新車からディーラーによる整備の後、湘南の凄腕ガレージKにて整備されています。 エンジン、AT、足回りの状態は文句なしです。 電気系に関しても、エアコン、PW、オーディオ、ナビ、サンルーフ、問題なく動きます。 突如警告灯が点灯したり、エンストしたり、雨漏りしたり、という個体をよく聞くゴルフ4ですが、当車は一切ありません。 先日車検を取ったばかりです。 欧州車特有の内装ベタつきや天井落ち気味という部分、外装の傷やクリア落ちなどを考慮して、これらを修復しない状態の現状価格として格安にてお譲りしたいと思います。 普段乗りながらの販売です。大切にお乗り頂ける方に御縁がござましたら幸いです。 ★ 2003年式 73000km台 車検令和7年5月 修復歴なし 禁煙車。芳香剤や運転者の香水使用一切無し ペット、サーフ系積載無し。 合成化学物質を含まない高級天然クリーナーでお掃除しておりますので、お子様やペットにも安心です。 ★ 業者でなく個人売買ですので消費税や、不明瞭な諸費用は不要です。
コミコミ価格【希少】フォルクスワーゲンゴルフ4ワ... 東京 中古車を見ている人は、こちらの記事も見ています。