ミゼットII最大の、そして誰もがひと目でそれとわかる特徴は、非常にコンパクトなボディです。 メカニズムの下である軽トラック、ハイゼットより全長で400mm短く、全幅も60mm狭くなっており、その上キャビンは全幅一杯ではなく、フェンダーで上部をカバーされたフロントタイヤの内側に、1人が余裕を持って乗車できる程度の幅しかありませんでした。 当然デビュー当時の定員も1名で、荷台・荷室の幅は一杯に取られていたものの短いので載る荷物はそれなり、最大積載量も150kgに過ぎず、1人で積み下ろしは十分だったのです。 車を止めるスペースの少ない酒屋などで下町の狭い道を得意先回りするような用途には十分で、また1人用レジャービーグルとしても使われました。 いわば自動車というよりも屋根付き4輪バイクのような車だったのです。 1人乗るのに余裕があるなら、詰めれば2人座れるだろう…というのは飲食店や酒場ではよくある話ですが、ミゼットⅡも同じように「詰めれば座れる」2人乗り仕様がありました。 CMで大柄の外国人女性が肩寄せあわせて「ギュッギュッ」と楽しそうに乗っているCMはある種異様で、スペース効率や快適空間ばかりアピールしていた日本の自動車に対する、強烈なアンチテーゼだったのです。 もちろん実用性も何も無く、元々1人乗りの車でいざとなれば2人乗っても合法という程度のものでしたが、それを機会に「助手席」が登場したので、左側の窓もはめ殺しから開閉可能になりました。 【詳細写真】 https://photos.app.goo.gl/R26uoSEQvUyytgP66 ・H9登録(1997年) ・走行74千キロ ・車検31.4 ・状態走行性能 良好 ・ACあり 【出品者コメント】 助手席の裏側にAC100V USB端子あります。 オーディオ等は、要望を聞きながら 自由にセッティング出来ます。 統計によると 車の平均乗車人数は、1.4人のようです。 まさに平均乗車人数をカバーした。荷物も乗せられ 目立つこと間違いなしのミゼットⅡ。年々距離が少ない車体は少なくなってきています。いかがでしょうか?
ミゼットⅡ 走行7万キロ台 車検31.4 東京 中古車を見ている人は、こちらの記事も見ています。