知る人ぞ知る、自作スピーカー設計の第一人者、長岡鉄男氏設計によるスワンシリーズ最終作にして最高傑作のスーパースワンD101Sです(1992年発表)。 初めて聞く人は一聴してその低音に驚き、しばらく聞けばその音の生々しさに魅せられていく、バックロードホーン型スピーカーの一つの頂点と言えます。 板は長岡氏の設計と同様にシナベニヤを使用、1993年の製作です。 当時の長岡氏や自作スピーカーの記事を参考にして、板の接合部の内側直角部分は、その多くの箇所に水中ボンドで補強をしてあります(よって、通常のスーパースワンよりも箱の剛性は高まっています)。 全体に釘とボンドを使って接合していますが、一部木ネジを使用している部分もあります。 カット精度などの影響ににより板の組み立て上、ピッタリ合っていない部分もありますので、ご了承ください。 当初、背面開口部の底面にスポンジを貼っており、劣化してきたので剥がしましたが、接着したボンドが残っています。また、ユニット開口部はユニットを何度か入れ替えをした関係上、一部削ったり戻したりした跡があります。 その他、細かい傷や汚れなどは写真をご参考ください。
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