【募集背景】 弊社は、ホウ酸による木材劣化対策を事業ドメインとしており、ホウ酸の性質を利用した商品開発を行っております。 防蟻気密シーリング材「ボレイトシール」、ホウ酸木材保存剤「ボレイトスティック」、「防カビプラス」などを独自開発、販売をしています。 また、開発中の商品も多々あることから、商品開発、製造販売体制の強化を行うため研究開発員の募集を行います。 尚、弊社は、日本の木造建築物の防腐防蟻工事や既存住宅の防腐防蟻工事を責任施工で行うプロ育成を目的とした一般社団法人日本ホウ酸処理協会を運営し、プロのホウ酸施工士及び関係者を500名以上組織しているため、開発した商品群は全国で使用、販売をされるようになります。 【仕事内容】 「ホウ酸処理の第一人者」である弊社会長の荒川民雄及び、荒川民雄の一番弟子である浅葉健介のもと商品開発を進めていただきます。 理学博士・荒川民雄は、東京大学工学部を卒業後、コーネル大学にフルブライト留学、博士課程修了後、ICI技術部長などを歴任し、1999年より、米U.S.Borax社(現Rio Tinto Minerals社)の技術コンサルタントに就 任。ホウ酸に不利であった規格「JIS K1571」を改正させ、ホウ酸を認定に導いた立役者です。 ノーベル化学賞の根岸英一先生とは東大時代からの親友でもあり、無機物に精通した生粋の化学者でもあります。 ホウ素系薬剤が防腐防蟻剤として認定されたH23年以降、木造建築物の防腐防蟻剤として使われてきた合成殺虫剤から、住まい手に安心安全で長期間効果が持続するホウ素系薬剤に切替が始まりました。合成殺虫剤の防腐防蟻市場は460億円以上(H27年矢野経済研究所調べ)。ホウ素系薬剤の潜在的市場はそれ以上と見込まれ、日本ではそのリーディングカンパニーとして弊社が存在しています。 今後、益々の需要が見込めることから商品開発、製造販売体制の強化に伴い専任として活躍頂きます。 【ホウ酸塩とは?】 ホウ素は原子番号5の元素で天然には酸素と結合したホウ酸塩として存在します。代表的なホウ酸塩にはホウ酸(H3BO3)、ホウ砂(Na2B4O7・10H2O)、無水ホウ酸(B2O3)などがあります。世界のホウ酸塩は、防腐性、防蟻性、防カビ性、防錆性、難燃性などを併せ持ち活用シーンは様々で、世界中であらゆる用途で使用されています。 ホウ酸塩をガラスやセラミックに混合すると溶融温度を低下させる効果があり、断熱用ガラス繊維(グラスウール)はこの性質を利用して生成しています。 ホウ酸は海水、淡水、岩石、土壌等に存在し、植物の必須微量栄養素として肥料としての用途でも流通しています。 中性子を吸収する珍しい性質があることから311の原子力発電事故で有名になりましたが、がん治療にも活用されています。 【応募資格】 化学に精通している。 ▼企業ホームページ https://borate.jp/ ▼企業採用ページも御覧ください https://borate.jp/recruit/
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