【量子コンピュータ】量子エンジニア リアルタイム講座(認定試験対応)
千代田区
※ 本講座はゲート式のアドバンスコースとなっております。やや難易度が高めです。
初学者の方は以下にエントリーコースの動画がありますのでぜひご視聴ください。
※ 通常は有料ですが、今回、無料でリアルタイム講座を実施予定です。
※ 認定試験は有料です(割引制度あり)
↓リアルタイム講座↓
https://jqca2023.connpass.com/event/349390/
↓動画、認定試験はコチラから↓
https://qai-zen.com/
【講座概要】
本講座は、量子コンピューティングのゲート方式を体系的に学ぶアドバンスコースです。量子計算の基礎から応用までを幅広く網羅し、理論の理解だけでなく、実践的なスキルの習得を目的としています。全3回の講座では、量子ビットや量子ゲートの基本概念を押さえた上で、量子アルゴリズム(グローバーのアルゴリズム)、量子暗号技術(QKD)、量子機械学習(QCNN)といった先端分野の実装・検証を行います。Google ColaboratoryやQiskitなどの演習環境を活用し、実際の量子プログラムを動かしながら理解を深める構成となっています。
【第1回】
第1回では、量子コンピューティングの基礎理論を学び、量子ゲートを用いたアルゴリズムの構築方法を習得します。ベクトル・行列演算、ブラ・ケット記法、量子ビットの概念を押さえた上で、基本的な量子ゲート(Xゲート、Zゲート、Hゲート、CXゲート)の動作原理を理解します。さらに、量子アルゴリズムの代表例である「グローバーのアルゴリズム」に焦点を当て、探索問題を効率的に解く手法を学びます。演習では、実際に量子プログラムを実装し、量子計算の動作をシミュレーションします。
【第2回】
第2回では、量子コンピュータによる暗号技術への影響と、それに対抗する量子暗号技術を学びます。従来の暗号方式(RSA、Diffie-Hellman、AES)が量子コンピュータによって破られる可能性について理解した上で、安全な鍵配送を実現する「量子鍵配送(QKD)」の原理を学習します。不確定性原理や量子不可クローン定理を活用したBB84やE91プロトコルの仕組みを解説し、QKDの社会実装事例も紹介します。演習では、QKDプロトコルのシミュレーションを行い、量子暗号の実践的な理解を深めます。
【第3回】
第3回では、量子コンピューティングを活用した機械学習の応用として「量子畳み込みニューラルネットワーク(QCNN)」を学びます。まず、機械学習の基本概念(教師あり学習、教師なし学習)を確認し、特に分類タスクへの応用について解説します。その後、QCNNの構造(エンコーディング、畳み込み層、プーリング層)を学び、量子ゲートを用いた情報処理の仕組みを理解します。演習では、Google ColaboratoryやQiskitを用いてQCNNの実装を行い、量子機械学習の可能性を探求します。本講座を通じて、量子コンピューティングとAI技術の融合について深い理解を得ることができます。
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