代表挨拶
ユースタイルラボラトリーは、「全ての必要な人に必要なケアを」をビジョンとして掲げています。
2012年の春、とある産婦人科をリフォームし通所介護事業をスタートしました。地域に愛され数多くの命の誕生を見守り続けた土屋産婦人科にちなんで、出発点となるその事業所を「デイサービス土屋」と名付けました。
2014年からは障害者や難病等の方を対象とした重度訪問介護事業を開始し、医療的ケアを必要としている全国各地の方に24時間365日、サービスを届けてきました。
現在、日本では少子高齢化が進行して、介護サービスの需要が増加しています。そして生産年齢人口の減少により、介護の担い手が不足します。介護サービスを受けたくても受けられない介護難民問題が深刻になることが懸念されています。
私たちは、これらの社会課題をソーシャルビジネスを通じて、様々な解決策を提供してきました。
ビジネスのスケールメリットによって、24時間365日、いつでもどこでも利用者様が自宅で安心して暮らすための介護サービスを提供しています。利用者様とご家族の「住み慣れた地域でいつまでも自分らしく暮らしたい」気持ちを大切にしながら、一人ひとりに向き合い、豊かな時間を過ごしていただくことに貢献していきます。
今後は、まだ私たちが出会っていないケアを必要としている人にサービスを届けるために、日本全国に向けて事業展開を進めてまいります。
そして、ソーシャルビジネスを通じて得た利益を働き手に対して積極的に還元しています。安定した収入とキャリアパスを提供することで、介護の仕事に誇りを持って働く人を増やしていきます。
またITによる業務効率化を図るため、介護業務支援システムの開発に取り組んでいます。請求業務やシフト作成等の業務に加え、他事業所との連携やタレントマネジメントをするための機能を追加していきます。これにより、介護業界全体の生産性向上と地域包括ケアシステムの実現を目指していきます。