
ウォーターサーバーの掃除のポイントはココ!正しいやり方やお手入れ頻度は?
ウォーターサーバーは、毎日使うものなので、意外と汚れていることが多いものです。
この汚れを放置していれば、雑菌が繁殖したりして、健康の面でも悪影響を及ぼし兼ねません。
そこで今回は、ウォーターサーバーの正しい掃除方法や掃除の頻度を解説。
また、掃除の手間を減らしたい方におすすめなウォーターサーバーも紹介しています。
ウォーターサーバーで掃除するべき部分と掃除頻度
では、まずはウォーターサーバーで掃除するべき場所についてご紹介します。
ウォーターサーバーの掃除箇所と頻度
- 蛇口周辺:毎日
- 水受け皿:毎日
- ウォーターガード周辺:ボトル交換時
- ボトルカバー:ボトル交換時
- 本体の外側部分:週1~2回
- 本体の背面部分:汚れが目立つとき
一見、掃除するべき部分が多いようにも感じますが、毎日掃除しなければならないのは2ヶ所のみなので、毎日の負担はそこまで大きいものではありません。
では、どのようにして掃除すればいいのか、正しく掃除する方法やポイントについてご紹介します。
ウォーターサーバーの正しい掃除方法とは?

ウォーターサーバーの掃除と聞くと、「なんだか難しそう・・・」「大変そう・・・」というようなイメージがあります。
たしかに、掃除が難しい部分もありますが、基本的には見えている部分だけ掃除すれば大丈夫なので、さほど大変ではありません。
蛇口周辺の正しいウォーターサーバーの掃除方法
まずは水が出てくる蛇口周辺の掃除方法からご紹介します。
蛇口周辺は直接水が触れる部分であるため、とくに清潔にしておかなければならない場所です。
掃除をするときは、清潔なキッチンペーパーやふきんを少し湿らし汚れを拭き取るようにしてください。
最後に、アルコールなどで消毒し仕上げましょう。
また、忘れがちですがフォーセットの内側、すなわち蛇口の内側も掃除するのがポイントです。
蛇口の内側は細かな部分なので、清潔な綿棒もしくは、楊枝の先にキッチンペーパーなどを巻き付けたもので、同じように汚れを落とし、最後に消毒してください。
掃除のポイント
消毒後は、少し水を出してから使用してください。
- フォーセットの内側も忘れずに掃除をする。
- アルコールで殺菌消毒する。
水受け皿の正しい掃除方法
水受け皿は取り外し可能なタイプと取り外しができないタイプがあります。
どちらも洗える部分は中性洗剤を使い、丸洗いしましょう。
取り外し可能なタイプの場合
取り外しができるウォーターサーバーの場合は、そのまま中性洗剤を使って丸洗いしてください。
なお、水洗い後はしっかり水気をよく拭き取ってからウォーターサーバーに戻してください。
取り外し不可能なタイプの場合
取り外しができないウォーターサーバーの場合は、まずは取り外せる部分を中性洗剤を使って丸洗いをします。
取り外せない底の部分は、水気を拭き取ってから、アルコールで殺菌消毒をして仕上げてください。
なお、汚れが目立つ場合は、重曹や過炭酸ナトリウムなどを溶かした水をかけてから汚れを落としてください。
ウォーターガード周辺の正しい掃除方法
ウォーターガードとはボトルが乗る部分です。
掃除が大変なうえに、直接水に触れる部分ではないため、毎日掃除する必要はありませんが、ボトル交換時は、ぜひ掃除してほしい部分となっています。
とくにウォーターサーバーの底の部分は、清潔やキッチンペーパーやふきんで念入りに乾拭きしてください。
最後にアルコールで殺菌消毒してから、ボトルを乗せるようにしましょう。
ボトルカバーの正しい掃除方法
ウォーターサーバーによってはボトルカバーが付いているタイプも多いですよね。
ボトルカバーが付いている場合は、ボトル交換時にいっしょに掃除をしてください。
ボトルカバーは内側と外側の汚れを拭き取るだけでOKです。
なお、プラスチックやアクリル製の場合が多いので、みがき粉やベンジンなどを使って掃除しないようにしてください。
本体の外側部分の正しい掃除方法
本体の外側は意外と汚れやすい部分です。
見られる部分でもあるので、定期的に掃除をするようにしてください。
基本的にはふきんなどで乾拭きするだけでOKです。
ただし、汚れが目立つ場合は中性洗剤を使って、スポンジやふきんで汚れを拭き取ってください。
なお、ベタついてしまうので、洗剤が残ってしまわないように乾拭きを2回してください。
また傷ついてしまうこともあるので、みがき粉やベンジンなどは使わないようにすることと、故障の原因になるので水洗いはしないようにしてください。
本体の背面部分の正しい掃除方法
本体の背面部分は、コンデンサーなどになっていることが多いです。
ほこりがたまりやすい部分でもあるので、ほこりが付着している場合は掃除機で吸い取りましょう。
掃除機で吸い込みづらい場合は、ハンディモップなどでほこりをはたき落とし、乾いたふきんやキッチンペーパーで拭き取りましょう。
なお、背面を掃除するときは必ずコンセントを抜いてから行ってください。
本体だけでなく電源コンセント周りも忘れずに
ウォーターサーバーの本体の掃除が終わって、案外忘れ去られがちなのが、この電源コンセント周りとなります。
電源コンセントの差込口は、家具の裏にあることも多く、ホコリも非常に溜まりやすくなっています。
もしこの状態で、通電不良が起こり、ショートしてしまえばどうなるでしょうか。
お水の管理ができなくなるなどの故障程度ならまだいいですが、最悪の場合、火災にまで発展しかねません。
掃除をする際は、コンセント周りについても確認する癖をつけて、溜まる前に定期的に掃除するようにしましょう。
なお、背面を掃除するときは必ずコンセントを抜いてから行ってください。
ウォーターサーバー内部の掃除はどうすればいいの?
外側だけを掃除しても内側は大丈夫なのか心配になる人も多いと思います。
しかし、ウォーターサーバーの内部は分解しなければ掃除することができないため、自分で掃除することができません。
メーカーによって対応は異なりますが、ウォーターサーバーのメンテナンスとクリーニングを定期的に行ってくれる場合もあります。
だいたい年に1回くらい行われるのが一般的であり、クリーニングだけでなく不調な部分や、破損している部分は新しく交換してくれることもあります。
また、メーカーによってはメンテナンスではなく、ウォーターサーバーごと新しく交換してくれる場合もあります。
新しく交換してくれるタイプの場合は、だいたい2年に1回くらいの頻度で行ってもらえるようです。
セルフクリーニング機能付きの
ウォーターサーバーがおすすめ
ウォーターサーバーによってはセルフクリーニング(オートクリーニング)機能が付いていることもあります。
セルフクリーニング機能は、熱湯を循環させることで、汚れを落としたり殺菌消毒したりするのが一般的です。
少々電気代が高くなる傾向がありますが、つねにウォーターサーバーの内部を清潔に保つことが可能です。
また、ウォーターサーバーによってはセルフクリーニング専用のキットを販売していることもあります。
掃除は面倒!メンテンナンスフリーでおすすめのウォーターサーバー5選

ここでは、今利用しているウォーターサーバーは自身で掃除を行っているという方のために、オートクリーン機能が搭載されたウォーターサーバーを厳選して紹介していきます。
また値段についても、そう高くならないので、参考程度に眺めてみましょう。
かなりの手間が削減されるはずです。
サーバーレンタル料 | 無料 |
---|---|
水代 |
天然水 12L:1,900円~ |
500mlあたり | 86円~ |
ボトルタイプ | ワンウェイボトル |
配送単位 | 2本/セット |
オートクリーン機能 | Wクリーン機能 |
硬度 | 軟水 |
解約手数料 | 2年未満の解約:9,000円 |
CosmoWaterの天然水は、厳選された国内の3か所で汲み上げた水を、なんと48時間以内に出荷しています。
コスモウォーターの
採水地
- 静岡県
- 京都府
- 大分県
また配達される水については、鮮度を保つため自宅に一番近い採水地で汲み上げられた水となります。
肝心のオートクリーン機能については、「Wクリーン機能」というCosmoWater独自の特許技術を使用しています。
1つ目のクリーン機能は、タンク内にあるわずかな外気についても、しっかりとキレイにし、雑菌の侵入を防ぐ機能となっています。
2つ目のクリーン機能は、48時間ごとに熱水を自動循環させ、サーバー内のキレイさを保つ機能となります。
サーバーレンタル料 | 無料~ |
---|---|
水代 |
天然水 7.2L:1,140円 |
500mlあたり | 79円~ |
ボトルタイプ |
ワンウェイ式 ※ウォーターパック |
配送単位 | 4pac/箱 |
オートクリーン機能 | セルフクリーン機能 |
硬水・軟水 | 軟水 |
解約手数料 | 1年未満で解約:15,000円1~2年未満で解約:9,000円 |
フレシャスで提供する天然水では、以下の3種類の中から自由に選ぶことができます。
フレシャスの3種類の天然水
- フレシャス富士
- フレシャス朝霧高原
- フレシャス木曽
特にこの中では、フレシャス朝霧高原が一番バナジウム含有量が高く、1Lあたり180ugも含んでいます。
天然水でバナジウムを含んでいることも希少ですが、含んでいるものでも、100ug以下が一般的なので、健康維持のサポートとしてもおすすめです。
このフレシャスのウォーターサーバーについても、クリーニング機能が搭載されています。
この機能についても、温水がサーバー全体を循環するものとなっており、サーバー内部のキレイさを維持するのに役立つでしょう。
また、水の容器自体が減るたびに収縮していく仕様になっているため、不要な外気が入り込みにくくなっています。
そのため、外気による雑菌の繁殖や品質低下を防げるので、開封後も安心して飲むことができるというわけです。
サーバーレンタル料 | 無料 |
---|---|
水代 |
天然水 1,250円~ |
500mlあたり | 80円~ |
ボトルタイプ |
ワンウェイ式 ※バッグインボックス |
配送単位 | 3箱 |
オートクリーン機能 | おいしさキーパー |
硬度 | 軟水 |
解約手数料 | 1年未満で解約:15,000円2年未満で解約:9,000円 |
サントリー天然水のウォーターサーバーは、南アルプスの天然水を使用したものとなっています。
またサントリーが提供する天然水は、ろ過・沈殿・加熱殺菌以外の処理はしておらず、人工的なミネラルの添加ももちろん行っていません。
つまり、ナチュラルミネラルウォーターということです。
品質管理についても、大手というだけあり、数々の検査を行い水の安全を保証しています。
この検査項目は、サントリ―独自項目もあせて200項目にもなります。こういった厳しい検査のもと自宅に届けられるということです。
また硬度30の軟水となるため、利用範囲は多岐にわたるでしょう。もちろん赤ちゃんに飲ませるミルクにも安心して利用できます。
サントリー天然水ウォーターサーバーに搭載された「おいしさキーパー」は、サントリーが独自に開発したクリーニング機能となります。
1日1回、熱水がサーバー内部を循環して雑菌からサーバーを守ります。
おいしさキーパ―の稼働時間は2時間程度となっており、その間は利用することができません。
ただし、クリーニング実施時間については、あらかじめ設定することができますので、深夜など皆が寝付いた時間帯に設定しておくことをおすすめします。
サーバーレンタル料 | 無料~ | 水代 |
天然水 7L:1,640円~ 12L:1,840円~ ※MOM CLUBの場合:12L 1,520円 |
---|---|
500mlあたり | 約76円~ |
ボトルタイプ | ワンウェイボトル |
配送単位 | 2本/セット |
オートクリーン機能 | Wクリーン機能 |
硬度 | 軟水 |
解約手数料 | 2~3年未満の解約:10,000円~20,000円 |
プレミアムウォーターは、さまざまなウォーターサーバーの中でも、群を抜いて水へのこだわりが強いといってもいいでしょう。
水は、非加熱処理をしているため、ミネラルウォーター本来のおいしさを残したまま届けてくれます。
そんなプレミアムウォーターですが、こだわりは水だけにとどまりません。
それは、安全な水を提供し続けるために、日々の水質管理体制です。
まず、採水した水を4段階のフィルターを通し、不純物を取り除きます。
その後、製造過程でなんと1時間ごとに水質検査と放射能検査をしているのです。
他社に比べても、ここまで徹底した管理体制を行っているのは、プレミアムウォーターだけといってもいいでしょう。
肝心のクリーン機能についてですが、こちらも冷水タンクを2時間熱水維持させるなど、徹底した雑菌への対策がとられています。
高品質さを求めるなら、プレミアムウォーターが最適な選択となるでしょう。
うるのんは、富士山のミネラルウォーターをフレッシュな状態で、ボトリングされています。
バランスのいいミネラル分を含み、中にはバナジウムも含まれており、健康のサポートにつながるミネラル分です。
そんなうるのんのボトリングまでの処理は、精密ろ過フィルターによって不純物を取り除き、さらに加熱処理を行います。
さらに、ふたたび精密ろ過フィルターでろ過し、ボトリングされるのです。
もちろん、天然水の衛生面を保つために、サーバーには熱水循環のクリーンシステムが搭載されています。
手動でボタンを押すだけで好きな時に稼働できるので、予想外に「今利用できない」ということはありません。
ただしボトル残量が少ない場合は、安全のためにボトル交換をしてから、クリーンシステムを稼働するようにしましょう。
ウォーターサーバーを汚さないためのキレイな使い方とは
ウォーターサーバーの掃除方法についてや、なるべく掃除をラクにしていく方法について見てきました。
ただ、使い方に注意をしていなくては、不要に衛生状態を悪くしてしまうこともあるものです。
そこでここでは、衛生状態を保つためのキレイな使い方について、5つほどその情報を紹介していきます。
受け皿に水を溜めない
当たり前と思いがちですが、意外にできていない方が多いのではないでしょうか。
受け皿の水を捨てずに、放置したままにしてしまうと、雑菌が繁殖しやすくなります。
さらには、カビが生えやすい環境になり、サーバーの中までカビが生えてしまう可能性もあるのです。
こんなことにならないように、受け皿に水が溜まる前にこまめに水は捨て、キレイな状態を保つように心がけましょう。
ボトルの注水口に触れない
ボトルの注水口は、水が触れる部分です。
そのため、手が触れてしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
目には見えないので、きれいに思いがちですが、手には数えきれない雑菌がいるもの。
せっかく水がキレイな状態であったとしても、注水口が汚れていてはなんの意味もありません。
安全に水を飲むために注水口には、手が触れないように気をつけましょう。
エアコンの風が当たるところにおかない
エアコンの風が当たる場所に設置してしまうと、ほこりが溜まりやすくなります。
また、エアコンの内部はカビが生えやすいため雑菌を含んでいることも少なくありません。
そのため、ウォーターサーバーの衛生的を保つことが難しくなるのです。
設置する際は、エアコンの風が当たらない場所を考慮して設置することをおすすめします。
もしすでに設置してしまっていたら、風向きに注意したり、マメに掃除や自動クリーニング機能を活用するなど気を配りましょう。
直射日光の当たるところに置かない
こちらも設置場所についてですが、直射日光に当たるところには置かないようにしましょう。
こちらの理由としては、ウォーターサーバーの水は水道水のように塩素が含まれていないため、日光が当たって気温が上がることにより、雑菌が繁殖しやすくなるのです。
この状況を放置してしまうと、藻が生えてしまうこともあります。
こんなことが起きないように、ウォーターサーバーの設置場所には十分注意しましょう。
定期的に掃除をしていつでも清潔に!
しかし、定期的にきちんと掃除をすることで、清潔に保つことができます。
また、最近ではウォーターサーバー自体が、内部も清潔に保つことが可能なセルフクリーニング機能を搭載している種類も増えてきています。
ウォーターサーバーは衛生面が気になるという課題もありますが、このように衛生面をクリアしたウォーターサーバーも増えてきていますし、毎日の掃除と合わせればつねに清潔を保つことができるでしょう。