maniac バルブスプリング ハイカム用街乗り限定強化 12V90.100カブ系ヘッドモンキー カブ *商品内容 ハイカムをつけたら強化スプリングが定石ですが、社外強化スプリングはがちがちに硬いため、確実に純正より多めにガジガジとカムシャフトとロッカーをかじります。 超高回転を使わない街乗り一般用途に限って言えばそんな硬いものはいりません。が、しかし 街乗りには純正スプリング程度の強度で十分だからと言って純正タイプのスプリングでハイカムを組んで良い訳でもないのです。 なぜなら、社外強化スプリングはハイカムにあわせ縮み幅ゆとりが大きく、純正系は少ないため、安易に純正スプリングを使うとカムのリフトに対し縮み幅が不足しスプリングの底打ちが起きます。(社外強化スプリングは巻きが少なく線が太い、純正系は巻きが多く線は細め。 線の太さより巻きの多寡による影響が大きい。)縮み幅が足りないということはハイカムを組むにあたって純正はゆとりがなさすぎるということですから カム山を越える時のスプリングの状態は極端につぶされており、底付きを起こさなくてもスプリングに極端な負担がかかり破損のリスクがあるということです。半分底打ち状態でもかろうじて回ってしまう場合が多く、そのまま壊れるまで走ってしまう人が多いところ。状態がわかりづらいくてもハイリフトデコンプカムを組んだらデコンプなのにキックが重いとか、純正スプリングなのにかじりがきついとか、いろいろ症状が出てきます。 一方で社外の強化スプリング、上記のかじりもありますけれど、結局縮み幅が十分なのにやっぱり破損したという話結構聞くんですが、、、やっぱり本来のカブ系ヘッドが許容するバルブスプリングの高さは決まってるわけで、そこに無理やり超固めの不等ピッチスプリングを詰め込んでも限界があるのかもしれません。 純正は使えない 社外大手品も壊れやすい じゃあどうするのさという ややこしい話ですが、要するに社外大手強化も壊れるようだし、純正のままではハイカム自体が組めない。つまりレースカム系であっても街乗り用途に限れば社外ガチガチはいらないわけだし、100EX純正より気持ち強めの強度を意識しつつ、ハイカム装着時の縮み幅確保に配慮したスプリングがあればいいんじゃないかと言ことになります。 そこで登場するのが 当方オリジナルビッグフィンヘッドにも付属している この200149モデル スプリング。 欧米のカブ系チューンアップショップでは12Vヘッド用強化スプリングとして10年前くらいから存在してるもので、当方以前も販売してましたから実績は十分。正直さほど固くないですが、街のりには十分です。 200149は等ピッチスプリングです。均等ピッチは6V純正と同じ。 12V純正や大手社外強化はほとんど不等ピッチ 不等ピッチは縮みが大きいほどしり上がりに圧がかかる構造、等ピッチは不等ピッチと比べればですが、やや圧のかかりが均等方向に近い。 (高いリフトのカムに不等ピッチスプリングを組むと、カム山の最高点でスプリングが必要以上に強くなると思われ、上記のデコンプカムでもなぜかキックが重い、カムやロッカーのかじりが激しい などの一因になってるかと思います。) 等ピッチなので縮み幅もたっぷり。 基本当方オリジナルビッグフィンヘッドや100EX純正 12VCD90 C90純正 その他JUNビッグフィン等純正ヘッド互換の担保されているメーカーのヘッド用です。 シングルスプリング仕様の純正50ヘッドには使えません。 あとは保証はしませんが6V系とかにも使えるかも。 このスプリングは、街のり用途の多くの方にとってベターなチョイスとなるとは思います。が、そもそもスプリングはあらゆる用途要望にあわせて1.2種類で済まされるパーツではありません。特に高回転常用者は 耐久性だのカムかじりなんていってられません。その辺心配なハイカムユーザーは素直によそで大手社外ハイカム用スプリングを購入してください。
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