今月と来月は茶櫃(茶櫃)の淹茶手前をします。茶櫃は取込盆ともいい、最近は家庭ではあまり見かけなくなりましたが、急須や茶碗など茶器を保管しておくための入れ物です(昔ながらの和風旅館には置いてあるのを見ますよね!)。当流の煎茶でも入門してから初手に近い段階で習得する基本的なお手前の一つです。その最大の特徴は、最初に茶櫃から全てのお道具を出し、最後にまた全てのお道具が茶櫃に戻っていくというもの。煎茶は場所など気にしなくても、どこでもお道具を持って行ってお手前できるということをこのお手前は最も印象付けるものの一つです。淹茶(えんちゃ)手前とは玉露を淹れるお手前の事を指しています。(煎茶を淹れる時は煎茶手前といいます。) 【完全予約制です】他のお客様と同席になることはございません。基本一名様からマンツーマンで指導いたします。お友達・ご家族などお知り合いなどグループでの参加も可能です(参加希望時間と人数をご連絡の上調整いたします)。 【受講料】お一人様2000円(お菓子付) 【時間】約1時間。グループでご参加の場合はその都度調整いたします(2名様なら約1時間半を目安にしてください。) 【内容】 店主が茶櫃のお手前で玉露を淹れます。お手前ではお茶は二煎お出しします。お菓子は第一煎目を飲んだ後に召し上がってください。特に無くても結構ですが必要に応じて菓子切り・懐紙をご用意ください。お菓子を食べてる間に第二煎目をお出しします。それを飲んでいただき片付けのお手前まで一通り進みます。玉露は宇治の銘店の高級玉露を使用いたします。 【申し込み】 ご希望の日時を、メッセージかお電話でご連絡下さい。予約の状況などを確認して日時を決定の上、当日ご来店ください。
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