2026年度(令和8年度)の共通テスト英語リーディングは、新課程導入から2年目を迎えます。 2025年度に実施された「大問8問構成」への変更や「文章の推敲(リライト)問題」の追加といった新傾向が定着し、さらにブラッシュアップされることが予想されます。 指導現場や学習計画に役立つ、具体的な傾向と対策を整理しました。 1. 2026年度の主な傾向 最大の特徴は、**「情報の多層化」と「圧倒的な語彙数」**です。 * 大問8問構成の定着: 旧課程の6問から8問へ増えた形式が引き継がれます。これにより、短時間で頻繁に思考を切り替える(コンテキストを読み替える)能力が求められます。 * 総語数の増加(約6,000語台): 新課程初年度はやや抑制傾向にありましたが、2年目は再び増加し、1分間に140〜150語(WPM)を処理するスピードがないと時間切れになる可能性が高いです。 * 「実用的」かつ「論理的」な新形式: 第4問の「メール・レポートの推敲(リライト)」や、第8問の「複数の意見を統合してエッセイを完成させる」といった、よりアウトプットを意識した読解問題が鍵となります。 2. 【大問別】攻略のポイント | 大問 | 内容の傾向 | 対策の要点 | |---|---|---| | 第1〜3問 | ポスター、ブログ、体験談 | **スキミング(拾い読み)**を重視。設問を先に読み、必要な情報(時間、条件、人物の感情)だけを素早く特定する。 | | 第4問 | **【新傾向】**レポートの推敲 | 「元の文」と「修正案」の論理的な矛盾を探す練習。接続詞や言い換え(パラフレーズ)に注目。 | | 第5〜6問 | ニュース、伝記、物語 | 時系列の整理が必須。物語文では「心情の変化」、説明文では「事実(Fact)と意見(Opinion)の区別」をメモしながら読む。 | | 第7〜8問 | 複数の資料・論文・意見 | 最も難易度が高いセクション。複数の人物の「賛成・反対」を記号で整理し、共通点や対立点を図式化する。 | 3. 具体的な学習対策 ① 速読・情報処理力の強化 単に速く読むだけでなく、**「英語を英語の語順で理解する」**訓練が必要です。 * 音読・シャドーイング:1分間に150語程度のペースで意味を理解しながら音読できるまで繰り返す。 * スラッシュリーディング:返り読みをせず、意味の塊ごとに前から処理する癖をつける。 ② 「言い換え(パラフレーズ)」への対応力 共通テストの正解選択肢は、本文の表現を別の単語や構造に変えて表現されています。 * 例:decided to cancel → called off * 単語帳で類義語をセットで覚えるだけでなく、問題演習時に「本文のどの表現が、選択肢のどこに対応しているか」を線で結ぶ練習が有効です。 ③ タイムマネジメントの徹底 「解ける問題から解く」という勇気が合否を分けます。 * 目標設定:第1〜3問を20分、第4〜6問を35分、第7〜8問を25分など、自分なりの「通過時間」を決めて模試に臨む。 * 見切りの練習:1問に1分半以上悩んだら「仮マークして次へ行く」というルールを徹底する。 4. おすすめの学習スケジュール * 夏休みまで(基礎固め): 共通テストレベル(英検2級程度)の単語・熟語・文法を完璧にする。この時期は速度より「精読(一文一文を正確に訳す)」を優先。 * 9月〜11月(形式慣れ): 2025年度の本試験や新課程対応の予想問題集を活用し、大問ごとの解き方を確立する。 * 12月〜直前(実戦演習): 80分の計時演習を週1〜2回行い、集中力とスタミナを養う。 > [!TIP] > 2026年度は、イギリス英語や非ネイティブのつづり(colour や centre など)が含まれる可能性も高いです。多様な英語素材に触れておくと当日焦らずに済みます。 > もしよろしければ、特定の苦手な大問(例:第4問の推敲問題など)に絞った具体的な解法テクニックについて、さらに詳しく解説しましょうか?
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