共通テスト「情報Ⅰ」の試作問題が発表されました。 高校1年生で学習する「情報Ⅰ」から満遍なく出題されています。 その他の特徴として、次のようなものがあります。 ・問題が長文である ・答えとして選択する文章の情報量が多い ・考察が必要な設問が多い ・知識だけではなく思考力が必要とされる問題が多い ・数Ⅰや数Aなどの計算力も必要とされる 共通テストは時間との戦いです。問題をいかに効率よく、正確に解くかが高得点への鍵となります。 なお、本校では国家資格である「応用情報技術者」を保有し、上場企業にてSEを務めていたプロ講師が在籍しているので、対策は万全に行えます。 https://mae-juku.themedia.jp/ ■情報の共通テストでの試験内容は大きく分けて4つ 共通テストの情報では、学習指導要領に応じて4つの領域から満遍なく出題されます。 しかし、試作問題で出題された小問題への配点を合計していくと、やはりプログラミングに重きをおきていることが分かります。 それぞれどのような内容が出題されるのか、試作問題から見ていきましょう。 ①情報社会の問題解決〈基本的に知識問題〉 高校の「情報Ⅰ」で学習した知識やスキルが正しく身についているかどうかが問われます。 穴埋め問題もありますが、単なる知識だけではなく、情報に関する法規やマナー、モラル、責任などについて、広く身につけておく必要があるでしょう。 基本的には知識が問われる問題が多く、教科書の内容を体系的に覚えておけば大丈夫です。 ②コミュニケーションと情報デザイン〈基本的に知識問題〉 情報のデジタル化や仕組み、デジタルデータの表し方が問われます。 試作問題では、確率のシミュレーションや、二次元コードの仕組みの理解と特徴についての問題が出題されました。 こちらも基本的には知識問題です。教科書の内容と身近な情報技術を結びつけて考察しておくと、理解しやすいでしょう。 ③コンピューターとプログラミング〈プログラミングスキル〉 コンピューターとプログラミングに関しては、46点と配点が一番多いことからも、弱点がないようにしておきたいところです。 現時点では、試験で実際にプログラミングを行うことはありません。しかし、普段からプログラミングを練習し、擬似問題を問いていく学習が必要となるでしょう。 プログラミングの問題には、オリジナルの日本語対応言語DNCL(共通テスト手順記述標準言語)が利用されます。 ④情報通信ネットワークとデータの活用〈基本的に知識問題〉 IPアドレスやパケットなど、日常でよく使われるネットワーク技術に関する問題がメインになります。 そのほか、アクセスログを分析するような情報技術に関する知識も必要となります。 知識問題が主ですが、サーバーのアクセスログを分析するような問題も出題されます。 暗記だけではなく、広い思考力も問われることになります。 ■国立大学では原則必須 情報の取り扱いは、国立大学では「原則必須」となっています。 国立大学協会は、2025年の大学入学共通テストから国立大学の一般選抜において、これまでの「5教科7科目」に「情報」を加えた「6教科8科目」を実施するとしました。 (出典:国立大学協会「2024年度以降の国立大学の入学者選抜制度 ―国立大学協会の基本方針」) すでに、国立大学の多くで「数理・データサイエンス・AI教育」が、理系・文系問わず教養科目として履修されています。 ただし、全国立大学のうち、3校が「受験必須科目」としながら、得点は成績に含めない方針をとっています。 「現役生と浪人生の間にどのような差が生まれるか不明瞭なこともあり、導入初年次は慎重に扱うべきだと判断した」という国立大学もあります。 <配点しないと公表している大学> ・北海道大学 ・徳島大学 ・香川大学 ■共通テスト「情報」で高得点を狙うための対策 共通テスト「情報」は2025年にはじめて実施されるため、情報はまだ少ないのが現状ですが、短期間で高得点を狙える科目です。 高得点を狙う具体的な対策として、次で述べる3つが重要になります。 ・数Ⅰ・数Aを十分に理解しよう 情報で高得点を狙うなら、数Ⅰや数Aなどの数学を十分に理解しましょう。 試作問題の第4問では、散布図や回帰直線など、数Ⅰの知識が必要となる問題でした。 また、様々な数を「0」または「1」で表す2進法は、数Aで学習する内容です。 試作問題では、計算力が必要な問題も出題されており、少ない制限時間内に解くには、スピードも必要です。そのため、情報に関する知識やスキルだけではなく、 幅広い数学の知識や計算力を養いましょう。 情報は、過去問題がないため、出題の傾向がわかりにくいといえます。 そのため、まずは試作問題を解いて、次のような出題の傾向を掴んでおきましょう。 ・どのような問題が出題されるのか ・どのような出題形式なのか ・問題を解く時間はどのくらいか ・今の学力で対応可能であるか 出題の傾向がわかると、学習の対策が取りやすくなります。 また、最近では情報についての問題集などが発売されるようになりました。 それらを活用して、問題に慣れておくと、共通テストでも実力を発揮できるでしょう。 ・プログラミングの基本的な能力を身に着けよう 一番配点の高い「プログラミング」の基本的な能力を、しっかりと身につけましょう。 実際のテストでは、コーディングのスキルはいらないものの、基本的なプログラムを完成させる思考力が問われます。日頃からのプログラミングの練習や類似問題を解くことで、仕組みを根本から理解する必要があるのです。 具体的には、共通テストで使用されるオリジナル言語DNCLと似ている「Python」を利用した学習がおすすめです。 どうしてもプログラミング言語に馴染めない場合は、まずは「Scratch」などのビジュアル言語でプログラミングの基礎を身につけることをおすすめします。 随時無料受験相談を承っております。 下記よりご連絡ください。 https://mae-juku.themedia.jp/pages/5145805/page_202108040029 ◆ 前塾 詳細(デジタルパンフレット) https://www.mae-juku.com/_files/ugd/2d74e3_ef25ccf8a8bd47e5b86732023068c5f9.pdf ◆ 紹介 徹底したメンタリングと学習管理で生徒様の自立を促し、自学自習の効率を最大化します。 前塾では、マンツーマンの双方向性オンライン授業を中心に、受験生に向けた様々なサポートを行っています。生徒様のジリツ(自立・自律)を促進するメソッドを基に、一人ひとりの特性に合った最適な方法で合格に導くバックアップをしていきます。 ■個々に寄り添う独自の「メンタリング」 受験を制するために必須となる「精神力」と「認識力」の向上を目指し、モチベーション維持や学習習慣の定着、ケアレスミス対策などを含めたメンタルケアにも尽力しています。指導時にも問題の答えをただ教えるだけでなく、その答えに行きつく解決方法や思考回路・発想法の理解を促し、生徒様の主体性と思考力を養います。 ■多種多様な手法を用いた「独学管理」 Zoomでの授業や面談、オンライン自習室の開催に加え、LINEでの24時間質問相談受付や宿題管理など、自学自習の量と質をより向上させるために豊富なツールを活用しています。また、その他SNSを通じて生徒様の状況を把握し、あらゆる情報を収集することで最適な指導を提供しています。 ■効率と効果を高める「マンツーマン科目授業」 授業においては、講師が生徒様一人ひとりの特性や目標を基に作成した「オリジナル教材」に沿って指導を進めています。記述式問題の添削指導や自主学習時の疑問点解説など、それぞれに適した個別指導を行うことで時間的効率と学習効果の向上を目指します。 ■不登校・通信制高校・高卒認定からの「逆転合格」をサポート 塾長自身の不登校経験と難関大学への合格実績から、あらゆる状況の生徒様を逆転合格に導くサポートを得意としており、在籍生徒や志望校合格者の約7割が不登校または通信制高校生となっています。生徒様の様々な事情を考慮し、面談や授業中のカメラオンは必須にはせず、場合によっては問題解答のプロセスを確認するために手元のみを映していただく進め方や、喋ること自体が苦手な生徒様には音声もオフでチャット機能を活用いただくなど、臨機応変な対応を行っています。 なお、本校の講師は全員元大手予備校講師のプロ講師です。 ◆ 主任講師紹介 京都府内偏差値ワースト2の私立高校に入学。 担任教諭の影響で勉強の楽しさや勉強方法の試行錯誤に面白さを感じ大学進学。 大学生時代より家庭教師、講師としてアルバイトを経験。 元大手予備校プロ講師・東京、近畿圏予備校・学習塾役員を歴任。 ◆ オンライン校 必要なもの ・スマートフォン、タブレット、PCのいずれか ・インターネット通信環境 ・筆記用具 ・「Zoom」アプリケーション ※ あると便利なもの ・カメラ必須ではありませんが、スマホスタンドなど手元を映せるものがあると、解答プロセスなどが講師に伝わりやすくなり学習効果が高まります。 ◆ 開校曜日 月曜日〜金曜日 ◆ 指導科目 ◼︎ 高校生、大学受験生 国語(現代文・古文・漢文) 英語 数学(ⅠA・ⅡB・Ⅲ)+新課程C 日本史 世界史 地理 倫理 政治・経済 公共 情報 物理基礎・物理 化学基礎・化学 生物基礎・生物 地学基礎・地学 小論文 面接 ◆ 追加要素 *担任講師による24時間LINE質問対応・記述問題添削 *問題集選定 *個別オリジナル問題集作成 *各科目スケジュール作成 ◆ お問い合わせ https://ws.formzu.net/sfgen/S54541655 ◆ オンライン・カリキュラム策定・添削 日本全国
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