ヤフーオークションで購入したものです。以下は、出品時の説明です。このたび断捨離で処分することにしました。 ケンコー50mm 短焦点正立屈折鏡筒 + ビクセン微動付経緯台 ■ 仕様 ●レンズ径:50mm(アクロマート) 焦点距離:300mm ●接眼部:31.7mm(45°正立プリズム付) ●アイピース:RK-20mm(15倍) 3倍バローレンズ併用時(45倍) ●付属品:覗き穴ファインダー ケンコー製の小口径・短焦点の卓上用望遠鏡の鏡筒を、ビクセンの微動付き経緯台に搭載した物です。 卓上用と銘打った安価な望遠鏡もしっかりした架台に載せて、高級品で無くとも、まともなアイピースを使うと見違えます。 実用倍率ではありませんが、100倍位に上げてもなんとか木星の赤道縞が判別できましたので、このスペックなら十分な対物レンズだと思います。 架台はビクセンの7cm屈折が載っていたものに多少手を入れて、スムーズに動くようにチューンナップしました。 三脚もレトロな木製三脚ですが、細いパイプ三脚より重さもあるのでずっと安定性が良くなったと思います。 三脚先端にゴムキャップが付いていてこれが振動の原因になっていますので、屋外観測時は外して下さい。 架台単独で見れば、樹脂製の安直なものですが、さすがにこの鏡筒にはオーバークォリティで安定感十分です。 架台にはカメラネジがありますので、もう少し口径の大きな、ミザールTS-70とかにも使えます。 所々、塗装にハガレがあります。 接眼部は正立プリズムを常用します。これが無いとピントが出ません。 アイピースホルダーに小欠けがありますが、実用上は問題ありません。 ファインダーが無い代わりに、覗き穴式の照準を取り付けています。倍率が倍率なので十分です。 ただ、照準を使うときは正立プリズムを横にずらす必要があります。 ストッパーネジを軽く緩めてずらして下さい。一応、ストッパーネジを大きく緩めなければ、すぽすぽ抜け無いようにしています。 実用的な倍率的は双眼鏡レベルなので、観測対象は月面や木星の4大衛星くらいになるかと思います。 方眼紙の真ん中に1cm間隔で縦線を2本描いて、これを木星本体としたとき、4大衛星の位置を目測で良いので記録します。 毎晩、同じ時刻の記録を1ヶ月続けると、立派な自由研究になります。
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