第一部のカバーに破れがあります。(写真④) カバーの背部分に破れがあります。(写真⑤) 60年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。 『橋のない川(第一部~第六部)』 住井すゑ:著 新潮社 1961~1973年 縦:20cm 横:11.5cm 厚さ:6冊で13.5cm 級友が私だけを避け、仲間はずれにする。差別――その深い罪について人はどれだけ考えただろうか。故なき差別の鉄の輪に苦しみ、しかもなお愛を失わず、光をかかげて真摯に生きようとする人々がここにいる。大和盆地の小村、小森。日露戦争で父を失った誠太郎と孝二は、貧しい暮しながら温かな祖母と母の手に守られて小学校に通い始める。だがそこに思いもかけぬ日々が待っていた。 住井すゑ(1902-1997)奈良生れ。女学校中退後、投稿を始める。17歳で講談社の婦人記者に応募、採用されるが、一年で退社。19歳で農民作家犬田卯と結婚、農民・婦人運動に関わる。1935年、夫の郷里茨城県牛久沼畔に移り、四人の子と病身の夫を抱え、執筆と農耕で生計をたてる。1959年、夫の納骨の日に部落解放同盟を訪ね、大河小説『橋のない川』に着手、1973年までに第一部から第六部を刊行。一旦筆を置いたものの、1992年、90歳で第七部を完成。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より 『橋のない川』は、住井すゑが著作した小説。1部から7部まで掲載・刊行され、第8部は表題のみを残し作者のすゑが死去している。明治時代後期の奈良県のある被差別部落(小森部落)が舞台となっている。ほとんど全編を通じて部落差別の理不尽さ並びに陰湿さが書かれている。最終的には京都市・岡崎で行われた水平社宣言をもって締めとしている。1部から7部までの累計発行部数は800万部を超える。1969年 - 1970年と1992年の2度にわたって映画化された。「『橋のない川』によって、人間の平等と尊厳を考えようとした若者は、とてつもない数にのぼるはずだ」(灰谷健次郎)と賞賛されることもあるが、「侵略戦争を扇動した西光万吉を美化した作品なのに、その問題点がまったく指摘されずにきた」(金静美)との批判の声もある。 あらすじ 1908年(明治41年)、大和盆地(奈良)の山村・小森。誠太郎と孝二の幼い兄弟は、父を日露戦争で失ったが、しっかり者の祖母・ぬいと心やさしい母・ふでに大切に育てられる。やがて小学校に通い始めた二人だが、そこには思いもかけぬ日々が待っていた。兄弟は小学校や路上で、いじめられる。小森は被差別部落なのだ。
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