4巻の小口部分に汚れがありますが、中のページは綺麗です。(写真④) 30年以上前の発刊です。全体的にくすみがあります。 『銀河英雄伝説外伝(全4巻)』 田中芳樹:著 徳間書店 1996~1997年 縦:17.5cm 横:10.5cm 厚さ:4冊で5.5cm 第1巻 星を砕く者 田中芳樹が『銀河英雄伝説』を開始して、四年。このSF巨篇を彩る英雄たちは、ある者は星の藻屑と消え、ある者はさらに光輝に充ちている。が、何といっても読者の深い悼みを誘い、今なお愛されているのは、S・キルヒアイスだ。本書は、氏が愛情をこめて描く蒼氷色の瞳の天才と赤毛の英雄の物語である。 ゴールデンバウム朝銀河帝国の開祖ルドルフ大帝の即位から四八六年、宇宙暦七九五年、ラインハルトは一九歳だった。この年、自由惑星同盟軍への報復をとなえて、銀河帝国軍は三万五〇〇〇余隻の討伐軍を帝都オーディンより発進させた。「愚劣な戦い!」とラインハルトは思った。「おれに全艦隊の指揮権があれば、この無益な会戦でも完勝してみせるのに!」一五歳の初陣以来、幾多の武勲をかさねてきた彼の野望は、この王朝を倒し全宇宙の覇者となることだった。彼の横には、ジークフリード・キルヒアイス少佐がひかえていた。 第一章 第三次ティアマト会戦 第二章 蜘蛛の巣 第三章 クロプシュトック事件 第四章 軍規をただす 第五章 間奏曲 第六章 女優退場 第七章 敵、味方、敵、敵、敵…… 第八章 惑星レグニツァ 第九章 わが征くは星の大海 第2巻 ユリアンのイゼルローン日記 蒼氷色の瞳の天才にはキルヒアイス、魔術師にはユリアン……と、田中芳樹は、永遠の宿敵同士に二人の寵臣を与えた。彼らは出陣と凱旋、勝利と敗北そして生と死の静かな目撃者である。二人の前で、両雄はしばし武装をほどいて安息をわかつ。行進曲も葬送曲もない、この場面こそ「外伝」の最大の魅力なのだ。 ユリアン・ミンツは六歳のときに父が戦死、福祉施設にいたところを自由惑星同盟軍のヤン・ウェンリー提督に見い出されて、彼の養子となった。宇宙暦七九四年、ヤンはわずか半個艦隊を率いて銀河帝国軍の難攻不落をもって誇るイゼルローン要塞を陥落させた。これによって彼は“奇蹟のヤン”の名称を冠せられた。十四歳のダークブラウンの瞳の少年ユリアンには、ヤンの存在は偉大だった。彼のもとに集う勇将、智将の奇略と素顔に圧倒されつつ、ユリアンはやがて……。人気沸騰の田中芳樹が描く若き獅子たちのユートピア! 第一章 偶数年の「できごと」 第二章 はじめての給料 第三章 全員集合 第四章 帝国の提案 第五章 旧住民VS新住民 第六章 補虜交換式 第七章 ドールトン事件 第八章 ベンチの秘密会議 第九章 出撃前夜 第3巻 千億の星、千億の光 注意深い読者なら、物語の全巻を通して神の視点と鋭い舌鋒をもった冷徹な存在を忘れてはいないだろう。そう、あの「後世の歴史家」という役どころの個性である。この卓抜な設定で、より彫の深い英雄叙事詩を築きあげた田中芳樹は、『外伝』でも絶妙の脇役を息吹かせて、人気読物の王道をさらに邁進する! ラインハルト・フォン・ミューゼルは一八歳、階級は准将で一〇代にして「閣下」と呼ばれ、彼に随従するキルヒアイスはまだ大尉の身である。この年、歴史は未だ惰性の淀みにたゆたい、銀河帝国と自由惑星同盟は流血の振子運動を永遠にくりかえすかに見えた。そんななかでヴァンフリート星域の会戦が勃発した。帝国軍艦隊三万二七〇〇隻、将兵四〇六万八二〇〇名、のべ三億人がこの何らの価値もない星系に展開することになるのである。無能な老将たちに囲まれて、ラインハルトの野望は限りなく燃えさかる。待望の第三巻! 第一章 ヴァンフリート星域の会戦 第二章 三つの赤 第三章 染血の四月 第四章 混戦始末記 第五章 初夏、風強し 第六章 伯爵家後継候補 第七章 真実は時の娘 第八章 千億の星、ひとつの野心 第4巻 螺旋迷宮 遥か、天界の彼方からヤン・ウェンリーが帰ってきた。……この間、田中芳樹は『創竜伝』を生み、大作『タイタニア』で新たなヒーローたちを世に送った。だが、“銀英伝”こそは作者も読者にとっても帰郷すべき家である。不在の何年かがあっても必ずブーメランのように帰還してくる箱舟だ。さあ、夢の中へ! 宇宙暦七八八年、二一歳のヤン・ウェンリーは少佐に昇進した。惑星エル・ファシルから民間人三〇〇万人を救出指揮した、あの奇跡の生還を果たし、しばし休息の時を送っていた矢先き、統合作戦本部参事官アレックス・キャゼルヌ中佐から呼び出された。第二次ティアマト会戦において、銀河帝国軍を完ぷなきまでにたたきつぶした伝説の英雄ブルース・アッシュビー提督の戦死に、謀殺の疑いあり――という投書が舞い込み、その真相を究明せよというのだ。再びヤンの活躍がはじまる。読者熱望の“外伝”4、満を持して登場! 第一章 英雄のあたらしい仕事 第二章 過去へのささやかな旅 第三章 第二次ティアマト会戦記 第四章 喪服と軍服の間 第五章 収容所惑星 第六章 捕虜と人質 第七章 顕微鏡サイズの反乱 第八章 過去からの糸 第九章 出口をさがす旅
『銀河英雄伝説外伝(全4巻)』田中芳樹 徳間書店... 高知 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。