⚫︎赤壁賦(せきへきのふ)ら,前後2編からなる賦(詩歌)で,蘇軾(そしょく)作品を代表する傑作です。 ⚫︎前赤壁賦〜政治闘争の煽りから都を追われ黄州(湖北省)に流された蘇軾が,翌々年(元豊5年),1082年の7月に友人と赤壁の下に舟を浮かべて遊んだときに詠んだとさらています。 天地と人生を対比させ,自然の美しさに対する喜びや感動が書かれています。 (元豊5年は蘇軾が「寒食詩巻」を書いたのと同年です) ⚫︎浅見喜舟〜昭和時代の書家。1898-1984。明治31年1月5日生まれ。木俣曲水に師事。昭和13年書星会を結成,理事長。千葉大学教育学部教授,和洋女子大学教授なの歴任,全国大学書道学会会長,千葉県書道協会会長,書聖会会長,千葉県文化功労者。読売書法会名誉会長などを務める。 著書に「書法と書」 「筆跡と個性」 「三体千字文」 「習字の手本」「行書蘭亭叙」 など。 後赤壁賦を書いて一年余り,さらに今また前赤壁賦を試みた。前回の書と相似ていないであろう。 最初は一気に書いてみた。それは試作であったが,自然で良かった。が,あれもこれもと不備,不満が募って,何回か書き改めるうちに,字形が苦になってくる。妙なものだ。 この書作も伊豆伊東野夏,幸いに涼しい毎日だったので,煩わされることもなく,気儘に心に言い含めて書いたというものである。 昭和五十五年 伊東の郷に於いて 同梱されてる「前赤壁賦を書いて」より ※経年劣化はあると思いますが,箱,中の書,ともに古書としてはキレイなほうかと
| 商品価格 | 500円 |
| ジャンル | 語学、辞書 |
| 受け渡し場所 |
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