先日、ある方からこんな相談を受けました。「子どもがゲームにハマって困っています。「何時まで」と約束してもを守らずに、中々やめません。将来が心配です。」お子さんがずっとテレビやスマホばかりを見ていると、とても心配になると思います。依存症という言葉もありますが、何かにのめり込んでしまい、やめようと思ってもやめられずに苦しんでいる人は、年代に関係なく増えているようです。ゲームやスマホだけでなく、お酒、ギャンブル、薬物等による事件、スキャンダルも多く見られます。また、まだ何かに依存してはいなくても、こんなことはないでしょうか?「充実している毎日に、ふとむなしくなる時がある」「そろそろ寝ようと思っても、中々ゲームがやめられない」「いつも何かモヤモヤして、気分がスッキリしない」そんな私たちの心理について、イギリスの教育学者、バートランド・ラッセルは著書『幸福論』に「道楽や趣味の楽しみは、多くの場合、もしかしたら大半の場合、根本的な幸福の源ではなくて、現実からの逃避になっている」と書いています。何かに熱中していないとやっていられないのは、それほどの生きづらさ、虚しさがある、という裏返しなのです。これでは、どれだけゲームに没頭しても、お酒に浸っても、ギャンブルに明け暮れても、心が晴れません。この深層心理を、仏教を説かれたお釈迦様は無明(むみょう)と説かれました。今回は、この心のメカニズムを掘り下げてみたいと思います。 【講座の内容】・どのようにして依存していくのか 辛いから依存する、でも依存するとさらに辛い・快、喜びの心理とは? 仏教に説かれている5つの欲・趣味は現実逃避? 無明と言われる心とは。 【参加者の感想】・2600年前の仏教に、この虚しさの原因が説かれていることに驚きました。自分が今まで感じてきたことそのものを言い当てられた気がしました。(20代・女性)・「生きる目的」と「生きる手段」の違いを聞き、なるほどと思いました。自分が今まで思ってきたものは「手段」であって、「生きる目的ではなく、これを混同していたところにむなしさの原因があることを知らされました。(30代・男性) 【タイム・テーブル】10:20~11:40 自己紹介タイム10:40~11:40 プレゼン&ざっくばらんにトーク【定員】6~8名【会場】白ヤギ珈琲店 グランツリー武蔵小杉店(東急東横線の武蔵小杉駅から徒歩約3分のグランツリー武蔵小杉3階、紀伊國屋書店内)【参加費】ご自身の飲食代をお願いします。(だいたい500~1000円くらいです。)【講師紹介】冨田俊介(仏教講師)・昭和62年長崎県生まれ。 ・早稲田大学政治経済学部出身。 ・大学時代より仏教を学び始めて14年。 仏教に「ゆるぎない人生の指針」が説かれている ことに感動し、仏教講師を志す。 ・過去、仙台や名古屋で200回以上、講座を開催。 ・現在は関東各地で、1からわかる仏教講座を開催している。 https://japan-buddhism.com/・特技は暗記。一度インプットしたことはある程度、忘れない。 ・お店で好みの本や文房具をゆっくり探すのが好き。 【注意事項】・ネットワークビジネスの勧誘、営業活動などは、参加者の迷惑になりますのでお控えください。・他のイベント案内からの申込み状況により、定員に達する前に申込みを締め切ることがありますので、早めにお申し込みください。
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