オークションにも出していますが、こちらでは格安で出品します。オークションで入札が付いたらこちらは取り下げざるを得ないため、ご興味あればコメントなどください。 1976年ごろに製造された当時のエスヤイリの上位機種です。ハカランダ単板がバックに使われた306の最終時期のものと思われます。 中古楽器店で11万円で購入して1年ほど使っておりましたが、経済事情により出品します。物価が異なる1976年で定価12万円。大卒初任給が今の半分以下の時代です。現行の国産ギターの上位モデル、30~40万クラスに匹敵するかそれ以上の鳴りで、音の太さ、鈴鳴りする高音の美しさはなかなか比類するものが少ないと思います。これがハカランダ単板、そしてラッカー塗装にSQネックの出せる音かと思いました…。 ネックはV寄りで、今風の薄型とかではないです。ボリュートあり。個人的にはグリップ感はごく普通と感じました。ボディはドレッドノートなので低音から高音のまでごわぁんと鳴ってサステインも物凄く複雑な倍音とともにゆっくり減衰します。 ピックアップとして、定評あるLRbaggs リリックがインストールされています。エレアコとしてもアコギのナチュラルな音が出ています。あと、おそらく純正とおぼしきハードケースが付きます。 マイナスポイントです。主にバックに数ヶ所割れがあり、センター部分のものはわりと目立ちます。ただ、内部で丁寧にパッチ補修されており、不具合はありません。また、サドルでの弦高調整をやり過ぎたのか、ブリッジ上面を削っていると思われます。これは中古で購入した時にすでに現状の薄いブリッジになっていたので、私の主観でそうだろうと判断しております。さらに、ブリッジの弦溝をサドル近くまで削り、弦がブリッジからサドルに伸びる際の角度を稼ぐように調整されています。現状で弦高は12フレットで2.7ミリ、1弦で2.1ミリ程度です(湿度などで多少増減あります)。サドルはまだ2~3ミリ出ており、そこでの調整はまだできます。 いろいろと手を加えられながら、本来の鳴りをしっかりと保っていると思います。およそ50年の時間でいい具合に水分が抜け枯れた音色。現状で十分弾けるギターですので、ぜひヴィンテージの真髄を味わっていただきたい。マイナスポイントはご了承のうえ、入札をご検討ください。 基本スペック トップ スプルース単板 サイド ハカランダ バック ハカランダ単板(3ピース) ネック マホガニー ブリッジ、指板 エボニー チューナー シャーラー ゴールド(西ドイツ) 香川県内で手渡し希望です。取りに来てくださるのであれば四国内あるいは本州のかたでもお売りします。
S yairi YD306 ハカランダ単板! ... 香川 中古あげます・譲りますを見ている人は、こちらの記事も見ています。