★仕事内容 弊社の沖合底曳船は160tのそれなりに大きい漁船で、底曳(綱、網を海底に着底させる)かけまわし漁法といい、概ね扇形に2kmの範囲で 魚を囲いこみ漁獲します。かけまわし操業は概ね1回50分で1日10回前後(漁場によって変動)操業します。甲板員の業務内容は大きく分 けて漁労作業、選別箱詰作業、荷揚作業となります。漁労作業は基本作業になり甲板上で投網、揚網作業を行います。 投網は網を海に流し海底に定形着底するように用意する事です。揚網は網を引き揚げ、魚を作業甲板に落とし入れます。 作業甲板(船の中にある作業場)に入った魚をコンベアーで流し、魚種、大きさごとに選別しHPや木箱(10k~20k)に詰め、バラ物は ダンブル(魚槽)に入れます。このような作業が主体になり、繰り返し行います。 そして帰港し、荷揚作業を行います。箱物は市場の中へ、バラ物(主にスケソウダラ)はトラックに積み込みます。 次回漁の準備(空箱や氷などの積込み)をして終了です。大まかな作業としてはこのような感じになります。 ※時化休漁や休漁期(基本有給休暇時以外)は網倉庫(陸)に上げてある網の修繕作業等(毎時ではない) 詳しくは㈱丸カ朝倉商店HP(abashiri-maruka.jimdosite.com)で昇陽丸(沖合底曳網漁船)の動画を観て下さい。 ★給与 賃金形態:歩合給制度【基本給+歩合給(水揚金額による)】 最低保証(総支給350,000円)あり。 ※1、3月は休漁期(1月下旬~3月中旬)がある関係で最低保証日割になります。 賞与年1回 212,000円 + α(水揚による) ※2月については休漁期のため、基本給のみとなりますが冬季、休漁手当(休漁期補填)がでます。 ※試用期間は3ヶ月で、その間の雇用形態は正社員で通常甲板員支給の概ね80%になります。 ★就業時間 原則日帰り操業(直近3年は日帰りのみ) 早朝出港(0時~4時)~夕方帰港(14:30~18:00)※漁場・時期・魚種・気象等によって変動 随時休憩(移動中、操業合間、交代etc) ★休暇内容 ♢日曜日休日(2.4.5.6.7.8.9.10月は毎週休み) 【1.3.11.12月は月4~15日(時化休漁含む)休み】※直近3年の実動参照 (連続出勤は過重労働にならないよう配慮) ♢GW休暇3日間~4日間(日程は暦によって変動) ♢海の日1日(海の日の前週土曜日に振替) ◇ 夏季休暇5日間(8/12~8/16)※8/16朝に氷積あり(手当支給) ◇ 年末年始休暇7日間(12/28~1/3) ♢休漁期間中(1月下旬~3月上旬)、有給休暇24日間 ◇ 年間休日120日以上(時化休み、有給休暇含も含む) ◇慶弔休暇(基本給支給、歩合金除く) ★待遇・福利厚生 ◇ 社会保険完備(雇用・労災・船保(健康)・厚生年金) ♢全日本海員組合(労働組合)加入 ※労働協約書(船主と全日本海員組合の合意の下で作成)があり 船員の報酬、休日等、他詳細が明記。 ※年数回船主と労働環境改善に向けて交渉を行っている。 ◇ 資格取得支援(海技免状) ♢5月観桜手当20,000円 ♢賞与年1回(12月) ♢年一回船員スポーツ大会 ♢wifi完備(漁場遠方時電波微弱あり) ♢食事(朝、昼)支給 ※船員保険:基本は健康保険と同様ですが船員労働の特殊性から手厚い給付になっている。 ①療養補償証明書といい、保険対象の疾病治療で3ヵ月間医療費負担なしで受診できる。 ※対象外(慢性的、歯の治療など)もある。 ②傷病手当金の待機期間が無く1日目から通算で3年間まで給付 ※労災(怪我)も待機期間が無く1日目から給付(3日間の待機期間を船員保険から給付される) ★直近3年 甲板員年収620万~720万 水揚げ傾向 年間操業日数180日~200日 11~3月(内1月半休漁期含む):時化で休漁が多く水揚げが少ない 4~7月:稼ぎ時で水揚げが多い 8~10月:平均的な水揚げ
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