道路・ダム・造成地などで、地形を削ったり土を盛ったりすると斜面ができます。 その斜面を「法面」と呼びます。 放置すると雨水や風で土砂崩れの危険があるため、施工によって補強や保護を行います。 ✅ 法面施工の主な工法 1. 植生工(緑化工) • 種子吹付けや張芝で草を生やし、表面を保護する工法。 • 自然に調和し、景観も良い。 2. モルタル・コンクリート吹付工 • 法面にモルタルやコンクリートを吹き付けて保護。 • 強度は高いが、無機質で景観的には固い印象。 3. ロックボルト・アンカー工 • 斜面の中に鋼棒やワイヤーを打ち込み、内部から固定。 • 崩落の危険が高い法面で使用。 4. 法枠工(コンクリート枠) • 法面に格子状のコンクリート枠を作り、その中を植生で保護。 • 構造的に強く、景観にもある程度配慮できる。 ✅ 法面施工の目的 • 斜面の崩壊防止(落石や土砂災害の防止) • 風雨による浸食防止 • 植生による環境保全・景観保持 • 道路・建築物・インフラの安全確保
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