今回のミッションは、70年代の名器モーリスT.F Series W-50の「兄弟機?」を お手頃価格でゲットしよう! 田原良平のDNAを受け継ぐモーリスT.F Series W-50 1978年~1981年「のみ」生産 その中で、70sの前期型だけが、「トップ単板」 販売価格を度外視した仕様のせいで 後期モデルは変更となった? 昨今の工房製と互角の仕上がりで 市場では、「かなり状態の悪い」ものでも、「5万以上」の値段がついてます そのモーリスTFをOEM生産していた「寺田楽器」 「実際」に手持ちのTF50と比較検討しました BW40の鳴り、品質は、同時期に作られたTF50とほぼ同格「兄弟機」 ビッグサム BW40 表板 スプルース単板 サイドマホガニー合板 バック マホガニー合板 ネック ストレート 弦高 12F 2.3ミリ フレット残 7割以上 ペグ 作動良好 大きな違いは 音に関連しない装飾部、派手な貝製インレイ、ボリュートなどを廃し 背板、側板がマホガニー オーナー名が刻印された白蝶貝ポジションマーク ドンと音の束がホールからほとばしる 低音と音量を「体感」できます ボディに接してる膝と胸にビリビリ来ます 一番スゴイと思うのが 「サスティーン」の長さです、どこまでも伸びていくのですが 減衰の仕方がなだらかで、静かな単音弾きでは、思わず引き込まれてしまいそうです 音量の大きさ=豊かさではない 倍音が多く、それが共鳴しあってレゾナンスを生み出してます ブリッジプレート裏を、ホールから手を入れて感触を確かめました 1・2弦にあたる部分の消耗は極めて少なく、これが 本機のサスティーンの驚くほどの良さにつながってるようです ※田原良平 マーチン研究家としても高名 日本のギター作成黎明期の60年台後期の名工でモーリスの設計を行い 工房系の作家の多くは彼の孫弟子、ひ孫弟子の系譜にあります 現在、最高峰にあるSUMI工房 鷲見英一氏は、直系の弟子です
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