ミツマタは早春に枝の先に花が咲き、その後に同じ場所から3本の枝が伸びます。そのため、ミツマタの枝は常に3本セットで先端が3つに枝分かれしています。この独特の枝ぶりから「ミツマタ」の名がついたといわれています。 秋になると葉を落とす落葉性の樹木で、大きく育っても1~2mとコンパクトサイズ。よく枝分かれするため、丸い樹形に育ちます。 ミツマタは日向から日陰まで、さまざまな場所で育てることができる樹木です。 自然界では、花が咲いたあとにできたタネは、ほかの植物の陰で育つため、幼苗のうちはあまり光が当たらない場所でもよく育ちます。 十分に大きく成長してからは、しっかりと日が当たる場所のほうが花がよく咲きますが、高温期に西日が当たるような場所は苦手です。 終日明るい木漏れ日が当たる場所、朝からお昼過ぎまではよく日が当たるけれど西日は当たらないという場所が、栽培には適しています。 ミツマタは高級和紙の原料として利用されています。紙の原料として使われるのは、ミツマタの樹皮です。和紙の原料として使われるものとしては、ほかにもコウゾ、ガンピなどがありますが、ミツマタで作られた和紙はこれらに比べてより丈夫で、紙の表面に光沢があるため、より高級感のある紙を作ることができます。
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