今回のテーマは「人生で大切なことに気づくための仏教の無常観」です。毎日、家と会社との往復。たまの休みに気ばらしに行くけれど、もっと何かがあるんじゃないかな。今のままの自分でいいのだろうか…。そんな声が、講座に参加された方からも多く聞かれます。21世紀は心の時代とも言われるように、世の中が便利になって、モノがゆたかになるにつれて、こころの豊かさが問われています。自分の人生にとってなにが大切なことなのかを知って、こころ豊かに生きるためには、まず「すべてのものはうつり変わってゆくという事実をありのまま観つめることが大切である」とお釈迦様は説かれました。それが仏教思想のなかでも大切な教えである「無常観」です。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」の平家物語に代表されるように、無常観は日本の文化にも大きな影響を与え、本当に幸せな人生について、私たちに問いかけ、示してくれます。一人一人にとっての本当に大切なものを見つけるきっかけにしていただきたいと思います。◆講座内容◆・「終わりがある」と知ることが本当の幸せへの第一歩だから「無常を観ずるは菩提心のはじめなり」・誰にでも無常観がわかるように書かれた名文「白骨の章」・こころの豊かさとは欲望を捨てることだけではない、◯◯に明るい心◆参加者の感想◆「これまで仏教学んだことがなかったが、わかりやすく勉強になった」自分自身の使命について、3年ぐらい前から考える機会がありましたが、仏教に関しては恥ずかしながら学んだことがなかったので、もろもろの言葉が勉強になりました。(20代・男性)「変わらない幸せになることが人生の目的と、初めてわかった」時々、自分の人生の目的、何で自分がこの世に生まれて生きることになったのか、考えることはあっても、結局、目の前の事で一杯になって、考える事をやめてしまっていた。けれど、仏教を聞き、変わらない幸せが存在し、変わらない幸せになることが人生の目的だと、今日初めて知った。(30代・女性)「それまでの生き方と違った方向を生きられる」多くの人々はどう生きるか、ということで苦労しているように思いますが、「なぜ生きるか」ということを考え始めれば、それまでの生き方と違った方向を生きられるのだと思います。(女性)◆概要◆日時/3月26日(日) 18:30~20:30会場/渋谷区立勤労福祉会館2F所在地/東京都渋谷区神南アクセス/渋谷駅・徒歩5分定員/20名参加費/聞かれたお気持ちを終了後にお納めください。◆注意事項◆特定の思想を押し付けるものではありませんのでどなたでも参加していただけますが、ネットワークビジネスや宗教等の勧誘での参加はご遠慮ください。講座のホームページ等、他の案内からの申込みがありますので、定員になり次第締め切ります。
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